Users Guide
6 アップデート情報
管理に関する問題
本項では、システムの監視と管理に関する問題について説明します。
DPM 2007 およびテープのクリーニング
DPM(Data Protection Management)2007 には、一部のテープデバイスで使
用した場合に、テープカートリッジの管理とクリーニング機能に問題がありま
す。たとえば、テープデバイスのインベントリが作成されなかったり、テープ
のクリーニング操作が正常に実行できなかったりします。テープのクリーニン
グには、以下の方法をお勧めします。
オートローダーとテープライブラリ
1 自動クリーニング — テープオートメーションのコントロールパネルまたは RMU(リ
モート管理ユーティリティ)を使用して、「自動クリーニング」機能を設定します。
2 手動クリーニング — テープオートメーションのコントロールパネルまたは RMU(リ
モート管理ユーティリティ)を使用して、テープのクリーニング操作を開始します。
3 どちらの方法も使えますが、デルでは、テープシステムを無人でクリーニングでき
る自動クリーニングをお勧めします。自動クリーニング機能およびその他のテープ
クリーニング操作の設定については、テープオートメーションの『ユーザーズガイ
ド』を参照してください。
スタンドアロンのテープドライブ
テープデバイスの『ユーザーズガイド』の説明に従って、クリーニングカートリッジをセッ
トします。
DPM 2007 およびテープデバイスのステータス
テープクリーニングカートリッジの期限切れなど、DPM 2007 では認識できないテープハ
ンドリングアラートもあります。テープデバイスのステータスを監視する方法として、以
下を参考にしてください。
すべてのテープデバイス
テープデバイスには、デバイス上(110T など)や LCD 表示パネル(TL2000/TL4000 など)
に LED インジケータがあり、テープデバイスの状態に関する情報やアプリケーションエ
ラーコードが表示されます。表示パネルのエラーコードの使い方と解釈の方法については、
テープデバイスの『ハードウェアオーナーズマニュアル』を参照してください。