Users Guide
l ドライブまたはカートリッジを落とさないでください(慎重に扱います)。
図2: カートリッジの挿入
データカートリッジの取り出し
カートリッジは、ドライブのフロントパネルにあるEjectボタンを押すか、Unload SCSIコマンドで取り出すことができます。ドライブは自動的に巻き戻しを行い、カートリッジを排出します。
図3: Ejectボタンの位置
カートリッジを書き込み禁止にする
LTOカートリッジは、以下の図のようにタブを動かすことで、書き込み禁止にすることができます。
図4: LTOカートリッジの書き込み禁止スイッチ
A =テープウィンドウ。ウィンドウは、カートリッジの挿入時にスプリングでロードされ、閉じられます。
B =書き込み防止スイッチ。図は、書き込み保護解除時のスイッチを示します。書き込み保護時、スイッチは右側にあり、赤色部分が現れます。
LTOカートリッジの扱いおよび保管
データの信頼性を高め、またカートリッジの寿命を長くするために、カートリッジの扱いおよび保管を適切に行うことが重要です。
l カートリッジを落とさないでください。
l カートリッジは、汚れやほこりがなく、湿度の低い、清潔な環境に保管してください。
l カートリッジは保護ケースに保管することをお勧めします。
l カートリッジを直射日光や高温を発するものの近くに置かないでください。
l カートリッジ内部のテープメディアに触らないでください。
l LTOカートリッジは使用前に稼働環境に適応させておく必要があります。カートリッジが10ºC–35ºC以外またはそれ以上の温度の、稼働環境外に置かれていた場合、その環境にカートリッジ
が置かれていた時間以上の適応時間を設けてください(最高24時間)。環境温度は25ºC以下をお勧めします(テープドライブの仕様を参照)。
l 消耗したLTOカートリッジや雑音が非常に多いLTOカートリッジは交換してください。
l LTOカートリッジは、涼しく湿度の低い環境に保管してください。高温は避けてください。最高温度25ºC/77ºF、最高湿度50 % RHで保管することをお勧めします。
l LTOカートリッジをコンピュータモニタ、テレビ、強い磁界を発生するスピーカ(4000/A/m以下)などのデバイスの近くに保管しないでください。
テープドライブのクリーニング
標準のLTOタイプのクリーニングカートリッジがテープドライブに含まれています。クリーニングカートリッジは使用前に稼動環境に適応させておく必要があります。カートリッジが10ºC–35ºC以外また
はそれ以上の温度の、稼働環境外に置かれていた場合、その環境にカートリッジが置かれていた時間以上の適応時間を設けてください(最高24時間)。環境温度は25ºC/77ºF以下をお勧めします(テ
ープドライブの仕様を参照)。
注意: バックアップと回復のときに一貫性が保たれるように、Activity LEDの点滅中はEjectボタンを押さないでください。
メモ: 一部のバックアップアプリケーションでは、ドライブにコマンドを発行して、Ejectボタンでテープを取り出すことができないようにする場合があります。テープを取り出すことができない場合
は、バックアップソフトウェアでコマンドを使用してみてください。