Administrator Guide
ESXi 5.x での SATP ルールの手動による追加
ESXi 5.x で SATP ルールを手動で追加するには、次の手順を実行します。
1. # esxcli storage nmp satp rule add –s VMW_SATP_ALUA –V DELL –M array_PID コマンドを実行します。 -c
tpgs_on
ここで、array_PID はお使いのストレージアレイのモデル / 製品 ID です。お使いのストレージの適切な array_PID を選択するに
は、次の表を参照してください。
表 17. さまざまなストレージアレイのアレイ PID
ストレージアレイ
array_PID
MD3400 MD34xx
MD3420 MD34xx
MD3800i MD38xxi
MD3820i MD38xxi
MD3800f MD38xxf
MD3820f MD38xxf
MD3460 MD34xx
MD3860i MD38xxi
MD3860f MD38xxf
2. ESX ベースのホストサーバーを再起動します。
VMware ESXi での ALUA の確認
設定した SATP クレームルールが VMware ESXi で追加されていることを確認するには、ESXi 5.x 用の次のコマンドを実行します。
# esxcli storage nmp satp rule list –s VMW_SATP_ALUA
VID/PID = Dell/array_PID の VMW_SATP_ALUA のクレームルールが、指定した tpgs_on フラグを示していることを確認しま
す。
ホストサーバーが MD ストレージアレイに ALUA を
使用しているかどうかの確認
ホストサーバーが ALUA プラグインを使用していることを確認するには、ESXi 5.5 の場合、次のコマンドを実行します。
#esxcli storage nmp device list
ストレージアレイタイプ の値は、各 MD シリーズストレージアレイ上で VMW_SATP_ALUA である必要があります。
ESXi ベースのストレージアレイでのラウンドロビン
負荷バランシングポリシーの設定
メモ: VMware ESXi で ALUA を有効にし、ホストサーバーが MD ストレージアレイに ALUA を使用していることを確認した
ら、この手順を実行します。詳細については、「VMware ESX/ESXi での ALUA の有効化」および「ホストサーバーが MD スト
レージアレイに ALUA を使用しているかどうかの確認」を参照してください。
ESXi ベースのホストサーバーでラウンドロビン負荷バランシングポリシーを設定するには、次の手順を実行します。
148 非対称論理ユニットアクセスの設定