Administrator Guide
5. OK をクリックします。
メモ: エイリアスには最大 30 文字を使用できます。また、エイリアスには、文字、数字、およびアンダースコア(_)、マ
イナス(-)、ポンド記号(#)などの特殊文字を使用できます。他の特殊文字は許可されません。
メモ: オープン iSCSI(Red Hat Enterprise Linux 5 および SUSE Linux Enterprise Server 10(SP 1)で使用)では、ター
ゲットエイリアスの使用はサボートされていません。
iSCSI ターゲットの検出設定の変更
iSCSI ターゲットの検出設定を変更するには、次の手順を実行します。
1. AMW で セットアップ タブを選択します。
2. iSCSI 設定の管理 を選択します。
iSCSI 設定の管理 ウィンドウが表示されます。
3. ターゲットの検出 タブを選択します。
4. iSNS を使用 を選択して iSCSI ターゲットの検出をアクティブ化します。
5. iSCSI ターゲットの検出をアクティブ化するには、次のいずれかの方法を使用できます。
• DHCP サーバーから設定を自動的に取得します を選択して、Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)を使用して IPv4
設定のターゲットの検出を自動的にアクティブ化する。DHCP を更新することも可能です。
• 設定を指定します を選択し、IPv4 アドレスを入力してターゲットの検出をアクティブ化する。
• IPv6 設定 領域の iSNS サーバー IP アドレス を入力して、ターゲットの検出をアクティブ化する。
メモ: IP アドレスを手動で入力すると、詳細設定 をクリックしてカスタマイズした TCP リスニングポートを設定すること
もできます。
メモ: 無名の検出セッションを許可しない設定にするには、名前が付けられていない検出セッションは許可されません を選
択します。
メモ: 無名の検出セッションとは、ターゲット名なしで実行が許可される検出セッションのことです。無名の検出セッショ
ンの場合、iSCSI セッション識別子(ISID)ルールを強制するターゲット名もターゲットポータルグループタグも使用でき
ません。
6. OK をクリックします。
iSCSI ホストポートの設定
iSCSI ホストポートを設定するデフォルトの方法(IPv4 アドレス設定用)は DHCP です。ネットワークに DHCP サーバーがある限
り、常にこの方法を使用してください。静的な DHCP アドレスを iSCSI ポートに割り当てて接続を継続することをお勧めします。
IPv6 アドレス設定の場合は、デフォルトの方法がステートレス自動設定になります。IPv6 には常にこの方法を使用してください。
iSCSI ホストポートを設定するには、次の手順を実行します。
1. AMW で セットアップ タブを選択します。
2. iSCSI ホストポートの設定 を選択します。
iSCSI ホストポートの設定 ウィンドウが表示されます。
3. iSCSI ホストポート リストで、適切な RAID コントローラモジュールおよび iSCSI ホストポートを選択します。
iSCSI ホストポートを選択したときに、ストレージアレイとホスト間の接続ステータスが、ステータス 領域に表示されます。接
続ステータスは接続中または接続の切断のいずれかになります。また、選択された iSCSI ホストポートのメディアアクセス制御
アドレス(MAC)が MAC アドレス領域に表示されます。
メモ: iSCSI ホストポートごとに、IPv4 設定または IPv6 設定のいずれか、あるいはそれら両方を使用できます。
4. 設定済みのイーサネットポート速度 リストで、iSCSI ホストポートのネットワーク速度を選択します。
設定済みのイーサネットポート速度 リストのネットワーク速度の値は、ネットワークでサポートできる最大速度に依存します。
サポートされるネットワーク速度のみが表示されます。
単一コントローラのすべてのホストポートが同じ速度で動作します。同じコントローラのホストポートに異なる速度が選択され
た場合は、エラーが表示されます。
5. iSCSI ホストポートに IPv4 設定を使用するには、IPv4 の有効化 を選択し、IPv4 設定 タブを選択します。
6. iSCSI ホストポートに IPv6 設定を使用するには、IPv6 の有効化 を選択し、IPv6 設定 タブを選択します。
7. IPv4 設定および IPv6 設定を行うには、次の操作を実行します。
48 iSCSI の使用