Administrator Guide
7. パスワードがストレージアレイで設定された場合は、パスワードの入力 ダイアログが表示されます。ストレージアレイの現在の
パスワードを入力し、OK をクリックします。
8. Linux ホストを設定する場合は、ホストで rescan_dm_devs ユーティリティを実行し、必要に応じて仮想ディスクを再マウン
トします。
メモ: このユーティリティは、MD Storage Manager インストール処理の一貫としてホストにインストールされます。
9. ホストアプリケーションを再起動します。
仮想ディスクの RAID コントローラ所有権の変更
ホストに MD ストレージアレイへのシングルデータパスがある場合、仮想ディスクはホストの接続先の RAID コントローラによって
所有されている必要があります。このストレージアレイは I/O 操作を開始する前および仮想ディスクが作成された後に設定する必
要があります。標準仮想ディスクまたはスナップショットリポジトリ仮想ディスクの RAID コントローラモジュールの所有権は変
更できます。スナップショット仮想ディスクは関連付けられたソース仮想ディスクの RAID コントローラモジュールの所有権を継
承するため、RAID コントローラモジュールの所有権を直接変更することはできません。仮想ディスクの RAID コントローラモジュー
ルの所有権を変更すると、仮想ディスクの優先 RAID コントローラモジュールの所有権が変更されます。
仮想ディスクコピー中に、同じ RAID コントローラモジュールにはソース仮想ディスクとターゲット仮想ディスクの両方が必要です。
仮想ディスクコピーが開始した時に、両方の仮想ディスクが同じ優先 RAID コントローラモジュールを所有していないことがありま
す。このため、ターゲット仮想ディスクの所有権は自動的にソース稼働ディスクの優先 RAID コントローラモジュールに転送されま
す。仮想ディスクコピーが完了または停止した場合、ターゲット仮想ディスクの所有権はその優先 RAID コントローラモジュールに
戻ります。仮想ディスクコピー中にソース仮想ディスクの所有権が変更された場合、ターゲット仮想ディスクの所有権も変更されま
す。特定のオペレーティングシステム環境では、I/O パスを使用する前にマルチパスドライバの再設定が必要な場合があります。
接続されているコントローラへの仮想ディスクの所有権を変更するには、次の手順を実行します。
1. AMW で、ストレージおよびコピーサービス タブを選択し、仮想ディスクを選択します。
2. メニューバーから、ストレージ > 仮想ディスク > 変更 > 所有権 / 優先パス で適切な RAID コントローラモジュールスロットを選
択します。
3. はい をクリックし、選択を確定します。
ホスト対仮想ディスクのマッピングの削除
ホスト対仮想ディスクのマッピングを削除するには、次の手順を実行してください。
1. AMW で ホストマッピング タブを選択します。
2. 定義されたマッピング の下の仮想ディスクを選択します。
3. 次の操作のうち、いずれかを実行します。
• メニューバーから、ホストマッピング > LUN マッピング > 削除 を選択します。
• 仮想ディスクを右クリックして、ポップアップメニューから 削除 を選択します。
4. はい をクリックし、マッピングを削除します。
ディスクグループの RAID コントローラモジュール所有権を
変更
ディスクグループの RAID コントローラモジュール所有権を変更できます。また、標準的な仮想ディスクまたはスナップショットリ
ポジトリ仮想ディスクの RAID コントローラモジュール所有権も変更できます。スナップショット仮想ディスクは関連するソース
仮想ディスクの RAID コントローラモジュール所有権を継承するため、スナップショット仮想ディスクの RAID コントローラモジュ
ール所有権を直接変更することはできません。仮想ディスクの RAID コントローラモジュール所有権を変更すると、仮想ディスクの
優先 RAID コントローラモジュール所有権が変更されます。
仮想ディスクコピー中に、同じ RAID コントローラモジュールにはソース仮想ディスクとターゲット仮想ディスクの両方が必要です。
仮想ディスクコピーが開始した時に、両方の仮想ディスクが同じ優先 RAID コントローラモジュールを所有していないことがありま
す。このため、ターゲット仮想ディスクの所有権は自動的にソース稼働ディスクの優先 RAID コントローラモジュールに転送されま
す。仮想ディスクコピーが完了または停止した場合、ターゲット仮想ディスクの所有権はその優先 RAID コントローラモジュールに
戻ります。仮想ディスクコピー中にソース仮想ディスクの所有権が変更された場合、ターゲット仮想ディスクの所有権も変更されま
す。特定のオペレーティングシステム環境では、I/O パスを使用する前にマルチパスドライバの再設定が必要な場合があります。
ディスクグループの RAID コントローラモジュール所有権を変更するには、次の手順を実行します。
1. AMW で、ストレージおよびコピーサービス タブを選択し、ディスクグループを選択します。
2. メニューバーで、ストレージ > ディスクグループ > 変更 > 所有権 / 優先パス を選択します。
80 ディスクグループ、標準仮想ディスク、およびシン仮想ディスク