Administrator Guide
3. メニューバーから、ストレージ > ディスクプール > 物理ディスク(容量)の追加を選択します。
物理ディスクの追加 ダイアログが表示されます。以下についての情報を表示することができます。
• ディスクプール情報 領域のディスクプール。
• 追加用の物理ディスクの選択 領域のディスクプールに追加できる未割り当て物理ディスク。
メモ: RAID コントローラモジュールファームウェアは、追加用の物理ディスクの選択 領域の上部に示される最適なオプ
ションで未割り当て物理ディスクオプションを設定します。
4. 追加用の物理ディスクの選択 領域で 1 つ、または複数の物理ディスクを選択します。
ディスクプールに追加される空き容量の合計が、選択された使用可能容量合計 フィールドに表示されます。
5. 追加 をクリックします。
ディスクプールの保存容量の設定
ディスクプールの保存容量は、物理ディスクでの障害発生時にデータを再構築するために予約されます。
ディスクプールの保存容量を設定するには、次の手順を実行します。
1. AMW で、ストレージサービスおよびコピーサービス タブを選択します。
2. ディスクプールを選択します。
3. メニューバーで、ストレージ > ディスクプール > 変更 > 設定 を選択します。
ディスクプール設定の変更 ダイアログが表示されます。
4. 保存容量に割り当てられた物理ディスク ボックスの 保存容量 領域で、物理ディスクの数を入力または選択します。
ディスクプールの保存容量は、ディスクプールの物理ディスクの数に依存します。
5. OK をクリックします。
ディスクプールの変更優先度の変更
変更優先度 オプションを使用すると、ディスクプールでの変更操作において、システムパフォーマンスに相対的な優先度を指定で
きます。
メモ: ディスクプールでの変更操作に高い優先度を選択すると、システムパフォーマンスが低下することがあります。
ディスクプールを変更する優先度は次のとおりです。
• 劣化再構築優先度 — 劣化再構築優先度によって、ディスクプールにおいて単一物理ディスクで障害が発生したときにデータ再
構築操作の優先度が決まります。
• 重要な再構築優先度 — 重要な再構築優先度によって、ディスクプールにおいて 2 台以上の物理ディスクで障害が発生したとき
にデータの再構築操作の優先度が決まります。
• バックグラウンド操作優先度 — バックグラウンド操作優先度によって、ディスクプールのバックグラウンド操作(仮想ディス
クの拡張(VDE)や Instant Availability Format(IAF)など)の優先度が決まります。
ディスクプールの警告通知を設定するには、次の手順を実行します。
1. AMW で、ストレージおよびコピーサービス タブを選択します。
2. ディスクプールを選択します。
3. メニューバーで、ストレージ > ディスクプール > 変更 > 設定 を選択します。
ディスクプール設定の変更 ダイアログが表示されます。
4. 変更優先度 領域で、スライダーバーを移動して優先度を選択します。
以下の項目に対する優先度を選択できます。
• 劣化再構築
• 重要な再構築
• バックグラウンド操作
以下のいずれかの優先度を選択できます。
• 最低
• 低
• 中
• 高
• 最高
優先度が高いと、ホストの I/O とシステムパフォーマンスに与える影響も大きくなります。
92 ディスクプールおよびディスクプール仮想ディスク