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MD SRA デバイス管理サービス
MD SRAsvc プロセスは、SRA MD ストレージアレイ間の通信の監視と同期を行います。SRA の作業負荷は、永続サーバーと複数の間の一
時的なクライアントプログラムの間で分割され、単一の
SRM コマンドが実行される間だけ持続します。単一の SRM ワークフロー例えばテストフ
ェールオーバーを実行する間に多くの SRM コマンドを実行することはよく起こるため、クライアントの起動と終了は頻繁に発生しますが、
Windows のサービスとして実行されているサーバーは永続し、ストレージアレイとのすべての通信を管理します。
一般的にはサーバーを設定する必要はなく、サーバーはデフォルトの値で動作します。標準的ではない動作を行うようサーバーを設定する必要が
ある場合、その理由に応じて、編集するファイルが 2 つあります。
SraCongurationData.xmlSRA 設定ファイル - SRA のスクリプトディレクトリ以下の cong にあり、通常は C:\Program Files
\VMware\VMware vCenter Site Recovery Manager\storage\sra\MD\config\SraConfigurationData.xml
です。
NesSvc.iniWin32 設定ファイル - SRA のスクリプトディレクトリ以下の cong にあり、通常は C:\Program Files\VMware\VMware
vCenter Site Recovery Manager\storage\sra\MD\win32svc\NesSvc.ini です。
SRA 設定データのサーバー設定
SraConfigurationData.xml ファイルのサービス設定に関連する部分は、次のとおりです。
<SraService>
<SvcHost>localhost</SvcHost>
<ServicePort>1701</ServicePort>
<ListenBacklog>100</ListenBacklog>
</SraService>
その内容は次のとおりです。
SvcHostNesSvc が実行されているホストを指定します。許容される唯一の値は「localhost」です。将来のリリースでは、NesSvc のインスタンス
をこの SRA の複数のインストール間で共有することで、パフォーマンスをさらに改善し、複数の SRA インスタンス間の連携を簡素できるようになる
可能性があります。
ServicePortサービスがクライアントおよびサーバー間のソケット通信に使用する IP ポートを指定します。お使いのシステムでほかのアプリケーショ
ンがすでにポート 1701デフォルトを使用中の場合、この値を別のポート番号に設定します。
ListenBacklogポートのパフォーマンスプロパティを設定します。パフォーマンスプロパティは、テクニカルサポート担当者にお問い合わせの上でのみ
変更してください。
SRA Windows サービス初期化ファイル
通常の状況では、Windows サービスの初期化ファイルを変更すべきではありません。例外は、サーバーが使用している仮想化設定を変更する
必要がある場合です。テクニカルサポートへ問い合わせの上で、次の行を変更することができます。
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