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保留中のスナップショットイメージのキャンセル
スナップショットグループまたは整合性グループのいずれかにスナップショットイメージを作成しようとした際に 保留中 状態に
なったスナップショットイメージをキャンセルするには、保留中スナップショットイメージのキャンセル オプションを使用しま
す。
スナップショットイメージは、同時発生した次の条件によって 保留中 状態になります。
• スナップショットグループのベース仮想ディスク、またはこのスナップショットイメージを含む整合性グループの 1 つ、または
複数のメンバー仮想ディスクが、非同期リモートレプリケーショングループのメンバーである。
• 1 つ、または複数の仮想ディスクが、現在同期操作中である。
スナップショットイメージ作成動作は、同期化動作が完了するとすぐに完了します。同期化動作が完了する前に保留中のスナップ
ショットイメージ作成をキャンセルするには、次の手順を実行します。
1. AMW から、保留中のスナップショットイメージを含むスナップショットグループまたは整合性グループのどちらかを選択しま
す。
2. 次の手順のいずれか 1 つを実行します。
• コピーサービス > スナップショットグループ > 詳細設定 > 保留中のスナップショットイメージのキャンセル。
• コピーサービス > 整合性グループ > 詳細設定 > 保留中の整合性グループスナップショットイメージのキャンセル。
スナップショットイメージの削除
スナップショットイメージの削除 オプションを使用して、スナップショットグループまたは整合性グループから最も古いスナップ
ショットイメージを削除します。
スナップショットグループからスナップショットイメージを削除すると、システムが次の処理を実行します。
• ストレージアレイからスナップショットイメージを削除する。
• スナップショットグループ内で再利用するために、リポジトリの予約領域を解放する。
• 削除したスナップショットイメージのために存在するすべての関連スナップショット仮想ディスクを無効にする。
整合性グループでは、以下を削除できます。
• 単一のスナップショットイメージ。
• 同じシーケンス番号と作成タイムスタンプを持つ複数のスナップショットイメージ。
整合性グループからスナップショットイメージを削除すると、システムが次の処理を実行します。
• ストレージアレイからスナップショットイメージを削除する。
• 整合性グループ内で再利用するために、リポジトリの予約領域を解放する。
• 1 つまたは複数の削除したスナップショットイメージに関連付けられているメンバー仮想ディスクのすべてを 停止 状態にする。
• 1 つまたは複数の削除したスナップショットイメージに関連付けられているメンバースナップショット仮想ディスクを無効にす
る。
スナップショットイメージを削除するには、次の手順を実行します。
1. AMW から、ストレージおよびコピーサービス タブを選択します。
2. スナップショットグループまたは整合性グループから削除するスナップショットイメージを選択して、スナップショットイメー
ジを削除するために次のメニューパスのいずれかを選択します。
• コピーサービス > スナップショットイメージ > 削除。
• コピーサービス > 整合性グループ > 整合性グループスナップショットイメージ > 削除。
削除の確認 ウィンドウが表示されます。
3. テキストボックスに yes と入力し、削除 をクリックしてスナップショットイメージを削除します。
スナップショットイメージのスケジュール
MD Storage Manager では、ファイルリカバリおよびスケジュールされたバックアップを有効化するために、定期的なスナップショ
ットイメージの作成をスケジュールすることができます。既存のスナップショットグループや整合性グループのスケジュールを作
成したり、最初にスナップショットグループや整合性グループを作成したときにスケジュールを作成できます。
• スナップショットグループのスケジュールを設定して、将来の特定の時刻に、または定期的にスナップショットイメージを自動
作成できます。
• 整合性グループのスケジュールを設定して、将来の特定の時刻に、または定期的にグループ内の各メンバー仮想ディスクのスナ
ップショットイメージを自動作成できます。
プレミアム機能 — スナップショット仮想ディスク 107