Administrator Guide
スナップショットロールバックの進行状況の表示
論理 ペインでベース仮想ディスクまたは整合性グループメンバー仮想ディスクを選択した場合は、AMW の プロパティ ペインにロ
ールバック操作の進行状況が表示されます。
ロールバック操作の進行中は、次の情報が表示されます。
• プロパティ ペイン下部の 進行中操作 バー。
• 残り時間。
ロールバック操作は、長時間操作です。進行中操作 ウィンドウには、ストレージアレイで現在実行中の長時間操作がすべて表示さ
れます。このウィンドウから、スナップショットイメージと、それに関連付けられたベース仮想ディスクまたは整合性グループメン
バー仮想ディスクに対するロールバック操作の進行状況を表示できます。
1. AMW から、ストレージおよびコピーサービス タブを選択します。
2. 進行中の操作を表示するストレージアレイを選択します。
進行中操作 ウィンドウが表示されます。
3. ベース仮想ディスクまたは整合性グループスナップショットイメージに影響する操作の進行状況を表示するには、ベース仮想デ
ィスクまたは整合性グループスナップショットイメージの横にある三角形をクリックして、展開したり折りたたんだりします。
4. 表示の更新間隔を変更するには、ウィンドウの右下角にあるスピンボックスを使用し、アップデート をクリックします。
5. 表示をただちに更新するには、今すぐ更新 をクリックします。
スナップショットロールバックの優先度の変更
ロールバック操作の優先度を設定できます。優先度を高くすると、ロールバック操作に割り当てられるシステムリソースが多くな
り、全体的なシステムパフォーマンスに影響する場合があります。
ロールバックの優先度は次のいずれの時点でも変更できます。
• ロールバックの開始前
• ロールバック操作が進行中ステータスの間
優先度には、最低、低、中、高、および最高の 5 つの値があります。
• 優先度が最低に設定されている場合、I/O 動作が優先され、ロールバック操作の完了にはより長い時間がかかります。
• 優先度が最高に設定されている場合、ロールバック操作が優先されますが、ストレージアレイの I/O 動作に影響する場合があり
ます。
1. AMW から、ストレージおよびコピーサービス タブを選択します。
2. 次の手順のいずれか 1 つを実行します。
• ベース仮想ディスクまたは整合性グループのメンバー仮想ディスクのスナップショットイメージを選択し、コピーサービス >
スナップショットイメージ > ロールバック > 優先度の変更 を選択します。
• ベース仮想ディスクまたは整合性グループのメンバー仮想ディスクの整合性グループを選択し、コピーサービス > 整合性グ
ループスナップショットイメージ > ロールバック > 優先度の変更 を選択します。
ロールバック優先度の変更 ウィンドウが表示されます。
3. ロールバックの優先度の領域で、スライドバーを使用してロールバック操作の優先度を設定します。
整合性グループスナップショットイメージの優先度を変更する場合、優先度設定は、選択した整合性グループ内のすべてのメン
バー仮想ディスクに適用されます。
4. 変更 をクリックして、ロールバックの優先度に変更を適用します。
スナップショットグループの作成
スナップショットグループは、単一の関連ベース仮想ディスクの一連のポイントインタイムイメージです。スナップショットグルー
プは、リポジトリを使用して、グループに含まれるすべてのスナップショットイメージのデータを保存します。リポジトリは、スナ
ップショットグループの作成と同時に作成されます。
スナップショットグループの作成時には、次のガイドラインに留意してください。
• スナップショットグループを含むベース仮想ディスクが非同期のリモート複製グループに追加されると、システムがリポジトリ
満杯ポリシーを自動的に変更し、最も古いスナップショットイメージを自動的にパージして、自動削除制限をスナップショット
グループの最大許容スナップショット制限に設定します。
• ベース仮想ディスクが標準ディスクグループに存在する場合、任意の関連スナップショットグループのリポジトリメンバーは標
準ディスクグループまたはディスクプールのいずれかに存在できます。ベース仮想ディスクがディスクプールに存在する場合、
関連スナップショットグループのすべてのリポジトリメンバーは、ベース仮想ディスクと同じディスクプールに存在する必要が
あります。
プレミアム機能 — スナップショット仮想ディスク 111