Administrator Guide
個々のリポジトリ仮想ディスクの関連物理コンポー
ネントの表示
次のストレージオブジェクトの個々のリポジトリ仮想ディスクに関連付けられた物理コンポーネント(RAID コントローラモジュー
ル、RAID エンクロージャ、物理ディスク、および拡張エンクロージャ)を表示するには、関連する物理コンポーネントの表示 オプ
ションを使用することができます。
• スナップショットグループ
• スナップショット仮想ディスク
• 整合性グループメンバー仮想ディスク
• コンシステンシーグループメンバーのスナップショット仮想ディスク
• 非同期リモート複製されたペア
1. ストレージおよびコピーサービス タブを選択します。
2. 関連物理コンポーネントを表示するストレージオブジェクトを選択して、個々のリポジトリ仮想ディスク > 関連する物理コン
ポーネントの表示 を選択します。
整合性グループの作成
整合性グループは複数の仮想ディスクの同時スナップショットであることから、仮想ディスクグループのコピーの整合性が確実化さ
れます。整合性グループに属する各仮想ディスクは、メンバー仮想ディスクと呼ばれます。仮想ディスクを整合性グループに追加す
ると、システムはこのメンバー仮想ディスクに対応するスナップショットグループを自動的に作成します。
次のガイドラインが適用されます。
• ベース仮想ディスクが標準ディスクグループに存在する場合、任意の関連整合性グループのリポジトリメンバーは標準ディスク
グループまたはディスクプールのいずれかに存在できます。ベース仮想ディスクがディスクプールに存在する場合、関連整合性
グループのすべてのリポジトリメンバーは、ベース仮想ディスクと同じディスクプールに存在する必要があります。
• 障害のある仮想ディスクで整合性グループを作成することはできません。
• 整合性グループには、整合性グループのメンバーである各仮想ディスクの 1 つのスナップショットグループが含まれます。整合
性グループに関連付けられているスナップショットグループを個別に管理することはできません。その代わりに、整合性グルー
プレベルで管理操作(スナップショットイメージの作成、スナップショットイメージまたはスナップショットグループの削除、
およびスナップショットイメージのロールバック)を実行する必要があります。
• 整合性グループスナップショットイメージの作成を試行すると、次の状況により、操作が保留中状態のままになることがありま
す。
○ この整合性グループスナップショットイメージを含むベース仮想ディスクは、非同期リモートレプリケーショングループのメ
ンバーである。
○ ベース仮想ディスクが同期操作中である。整合性グループスナップショットイメージの作成は、同期操作が完了すると完了
します。
整合性グループを作成するには、次の手順を実行します。
1. AMW から、ストレージおよびコピーサービス タブを選択します。
2. コピーサービス > 整合性グループ > 作成 を選択します。
整合性グループ設定 ウィンドウが表示されます。
3. 整合性グループ名 フィールドに、このグループに追加するメンバー仮想ディスクを最も良く説明する固有の名前(最大 30 文字)
を入力します。
デフォルトでは、整合性グループ名は CG + sequence-number のように名前のテキストボックスに表示されます。
この例では、CG(整合性グループ)はプレフィックス、equence-number は整合性グループの作成時間順の番号で、現在存在す
る整合性グループの数に基づいて加算されます。
4. メンバー仮想ディスクを整合性グループに今すぐ、または後で追加するかどうかを選択します。
• メンバーを今すぐ追加 を選択して、適格なメンバー仮想ディスクから、整合性グループにメンバーとして追加する仮想ディ
スクを選択します。この方法を選択した場合、整合性グループの各メンバーに対してリポジトリを作成する必要があります。
手順 5 に進みます。すべてを選択 チェックボックスをクリックして、適格な仮想ディスク 表に表示されたすべての仮想デ
ィスクを整合性グループに追加することができます。
• メンバーを後で追加 を選択し、終了 をクリックして、メンバー仮想ディスクを持たない整合性グループを作成します。手順
6 に進みます。
プレミアム機能 — スナップショット仮想ディスク 115