Administrator Guide
8. 終了 をクリックします。
関連ベース仮想ディスクのための個々の仮想ディスクノード下のスナップショット仮想ディスクおよびそのプロパティがナビ
ゲーションツリーに表示されます。スナップショット仮想ディスクが、スナップショットイメージ作成の特定の時間における仮
想ディスクのデータであるスナップショットイメージ情報を含む新しい仮想ディスクとして追加されます。
スナップショット仮想ディスクリポジトリの作成
読み書きとして指定されるスナップショット仮想ディスクを作成すると、スナップショット仮想ディスクリポジトリが作成され
て、スナップショットイメージに含まれるデータのコピーへの書き込みアクセスがホストアプリケーションに提供されます。デフォ
ルト設定を使用してリポジトリを自動的に作成したり、リポジトリの容量設定を定義して手動でリポジトリを作成したりできま
す。
次のガイドラインが適用されます。
• スナップショットグループリポジトリには、構成に応じた必要最小容量があります。
• リポジトリの容量要件を定義する際は、このディスクグループまたはディスクプール内の他の仮想ディスクに対して設定する可
能性のある将来の要件に留意してください。システム内のストレージを消費する容量を過度に割り当てることなく、データスト
レージニーズを満たす十分な容量があることを確認してください。
• リポジトリ候補のリストには、新しいリポジトリ仮想ディスクと既存のリポジトリ仮想ディスクの両方を含むことができます。
既存のリポジトリがリストの上部に配置されます。既存のリポジトリ仮想ディスクを再利用することの利点は、リポジトリジ
の新規作成時に発生する初期化プロセスを回避できることです。
スナップショット仮想ディスクリポジトリを作成するには、次の手順を実行します。
1. スナップショット仮想ディスク設定 ウィンドウから 手動 を選択し、次へ をクリックしてスナップショット仮想ディスクリポ
ジトリのプロパティを定義します。
スナップショット仮想ディスクリポジトリ設定 - 手動 ウィンドウが表示されます。
2. ベース仮想ディスク容量の割合または優先容量のいずれかに基づいて、リポジトリ候補 表のリポジトリ候補のフィルタリング
方法を選択します。
選択したリポジトリ候補が表示されます。
3. リポジトリ候補 テーブルから、スナップショット仮想ディスクに使用するリポジトリを選択し、指定した容量に最も近いリポ
ジトリ候補を選択します。
• リポジトリ候補 表には、割合に指定した値または優先容量に指定した値に基づいてスナップショット仮想ディスクに使用で
きる既存のリポジトリと新しいリポジトリの両方が表示されます。
• 差異 列には、選択した容量とリポジトリ候補の実際の容量との数学的差異が表示されます。新しいリポジトリ候補の場合に
は指定した厳密な容量が使用され、差異 列にはゼロが表示されます。
4. % フル ボックスには、スナップショット仮想ディスクリポジトリの容量が定義した割合に達した場合に警告を発する時期を決
定する値を定義します。
5. 終了 をクリックします。
スナップショット仮想ディスクの設定の変更
スナップショット仮想ディスクの作成時に設定されたリポジトリ設定を変更するには、スナップショット仮想ディスクの設定の変
更 オプションを使用します。スナップショット仮想ディスクリポジトリの最大割合を変更して、スナップショット仮想ディスクリ
ポジトリの容量が定義した割合に達した場合の警告を設定できます。
1. AMW から、ストレージおよびコピーサービス タブを選択します。
2. ベース仮想ディスクを選択してから、コピーサービス > スナップショット仮想ディスク > 設定の変更 を選択します。
スナップショット仮想ディスクの設定の変更 ウィンドウが表示されます。
3. 必要に応じて、リポジトリフル設定を変更します。
4. OK をクリックして変更を適用します。
スナップショット仮想ディスクまたは整合性グループスナッ
プショット仮想ディスクの無効化
スナップショットコピーまたはコンシステンシーグループスナップショット仮想ディスクを無効にする場合は、無効にする オプシ
ョンを使用します。スナップショット仮想ディスクまたはコンシステンシーグループスナップショット仮想ディスクが読み書きと
して指定されている場合、このオプションでは、関連付けられているスナップショットリポジトリ仮想ディスクに対するこれ以上
の書き込み処理を停止することもできます。
次の条件のいずれかに該当する場合、無効にする オプションを使用します。
プレミアム機能 — スナップショット仮想ディスク 121