Administrator Guide
次のガイドラインが適用されます。
• ストレージアレイでは、スナップショットプレミアム機能を有効にする必要があります。
• 整合性グループスナップショット仮想ディスクを作成する前に、整合性グループに少なくとも 1 つのメンバー仮想ディスクが含
まれている必要があります。
• 整合性グループには、(構成に応じて)スナップショットイメージの許容最大数があります。
• 障害の発生した仮想ディスクのスナップショット仮想ディスクを作成することはできません。
• スナップショット仮想ディスクリポジトリは、完全にサイズ変更可能です。ストレージ容量がある場合、スナップショットリポ
ジトリのサイズを拡張して、リポジトリ満杯メッセージが表示されないようにできます。反対に、スナップショット仮想ディス
クリポジトリが必要以上に大きい場合は、サイズを縮小して、他の論理仮想ディスクが必要とする容量を解放できます。
メモ: スナップショットイメージのスナップショット仮想ディスクを作成しようとしており、そのスナップショットイメージが
保留中のスナップショットイメージ作成操作の一部である場合、原因として次の状態が挙げられます。
• このスナップショットイメージを含むベース仮想ディスクは、非同期リモートレプリケーショングループのメンバーである。
• ベース仮想ディスクが同期操作中である。スナップショットイメージの作成は、同期操作が完了すると完了します。
整合性グループスナップショット仮想ディスクを作成するには、次の手順を実行します。
1. AMW から、ストレージおよびコピーサービス タブを選択します。
2. 次の手順のいずれか 1 つを実行します。
• 整合性グループを選択してから、コピーサービス > 整合性グループ > 整合性グループスナップショット仮想ディスクの作成
を選択します。既存のスナップショットイメージまたは新しいスナップショットイメージの選択 ウィンドウが表示されま
す。手順 3 に進みます。
• 整合性グループスナップショットイメージ テーブルから整合性グループスナップショットイメージを選択し、コピーサービス
> 整合性グループスナップショットイメージ > 整合性グループスナップショット仮想ディスクの作成 を選択します。整合
性グループスナップショット仮想ディスク設定 ウィンドウが表示されます。手順 4 に進みます。
3. 手順 2 で整合性グループを選択した場合は、スナップショット仮想ディスクを作成する整合性グループスナップショットイメー
ジを選択します。次の手順のいずれか 1 つを実行します。
• 既存のスナップショットイメージ を選択してから、整合性グループスナップショットイメージ表からスナップショットイメ
ージを選択し、次へ をクリックします。
• 新しいスナップショットイメージ を選択してから、既存のスナップショットグループ表からスナップショットグループを選
択し、次へ をクリックします。
整合性グループスナップショット仮想ディスク設定 ウィンドウが表示されます。
4. 整合性グループスナップショット仮想ディスク名 フィールドに、このスナップショットイメージに選択された整合性グループを
最も良く説明する固有の名前(最大 30 文字)、たとえば、AccountingData を入力します。
デフォルトでは、整合性グループスナップショット仮想ディスク名は、[consistency-group-name] - SV + sequence-
number のように名前のテキストボックスに表示されます。この例では、SV(スナップショット仮想ディスク)は追加された
サフィックスで、sequence-number は整合性グループに対するスナップショット仮想ディスクの作成時間順の番号です。
たとえば、「Accounting」という名前の整合性グループの最初のスナップショット仮想ディスクを作成する場合、スナップショッ
ト仮想ディスクのデフォルト名は「Accounting_SV_01」です。「Accounting」に基づいて作成する次のスナップショット仮想ディ
スクのデフォルト名は、「Accounting_SV_02」になります。
30 文字の制限があります。この制限に達した後は、テキストボックスにそれ以上入力することができません。整合性グループ
名が 30 文字の場合、グループのデフォルト名は、サフィックス「SV」およびシーケンス文字列を追加するに十分なだけ切り詰め
られたベース仮想ディスク名を使用します。
5. ホストへのマップ ドロップダウンで、ホストを選択したメンバー仮想ディスクに対して作成された各スナップショット仮想デ
ィスクにマップする方法を指定します。
このマップ属性は、整合性グループ内で選択するメンバー仮想ディスクのすべてに適用されます。
次のガイドラインが適用されます。
• 各ホストには独自の論理ユニット番号(LUN)アドレス領域があり、ストレージアレイ内のスナップショット仮想ディスク
にアクセスするために異なるホストグループまたはホストが同じ LUN を使用できるようにします。
• ストレージアレイの各スナップショット仮想ディスクに対して 1 つのマッピングを定義できます。
• マッピングは、ストレージアレイ内の RAID コントローラモジュール間で共有されます。
• スナップショット仮想ディスクへのアクセスに、ホストグループまたはホストは同じ LUN を 2 回使用することはできませ
ん。固有の LUN を使用する必要があります。
• 帯域外ストレージアレイには、仮想ディスクへのアクセスマッピングは必要ありません。
6. 選択されたメンバー仮想ディスクそれぞれのスナップショット仮想ディスクへのアクセスをホストに付与する方法を選択しま
す。次の手順のいずれか 1 つを実行します。
124 プレミアム機能 — スナップショット仮想ディスク