Administrator Guide
• スナップショットイメージに含まれるデータのコピーへの書き込みアクセスをホストアプリケーションに提供するには 読み
取り / 書き込み を選択します。読み取り / 書き込みスナップショット仮想ディスクには、関連付けられたリポジトリが必
要です。
• 読み取り専用 を選択して、ホストアプリケーションにスナップショットイメージ内に含まれたデータのコピーへの読み取り
アクセスを提供しますが、スナップショットイメージを変更することはできません。読み取り専用のスナップショット仮想
ディスクには、関連付けられたリポジトリはありません。
7. スナップショット仮想ディスクを作成する整合性グループ内で各メンバー仮想ディスクを選択します。
メンバーの選択表に表示される各メンバー仮想ディスクのスナップショット仮想ディスクを作成するには、すべて選択 をクリ
ックできます。
8. 手順 6 で 読み取り専用ホストアクセス を選択した場合、この手順を省略して手順 9 に進むことができます。
メモ: 読み取り専用 スナップショット仮想ディスクにはリポジトリは必要ありません。
9. 整合性グループ内の各メンバーのスナップショット仮想ディスクリポジトリの作成方法を選択します。次の手順のいずれか 1
つを実行します。
• 自動 を選択し、終了 をクリックして、デフォルトの容量設定で各スナップショット仮想ディスクリポジトリを作成します。
このオプションは、推奨オプションです。
• 手動 を選択し、次へ をクリックして、各スナップショット仮想ディスクリポジトリのプロパティを定義します。次に、終
了 をクリックして、スナップショット仮想ディスクの作成プロセスを続行します。個々のリポジトリ候補の編集 をクリッ
クして、各メンバー仮想ディスクのリポジトリ候補を手動で編集できます。
このオプションは、スナップショット仮想ディスクリポジトリ用のカスタマイズ可能な設定のすべてを指定する場合に使用し
ます。手動による方法は高度な方法であるとみなされることから、物理ディスクの整合性および最適な物理ディスクの整合性
について理解しているユーザー限定です。
関連付けられた整合性グループのスナップショット仮想ディスクとそのプロパティがナビゲーションツリーに表示されます。
手動でのコンシステンシー グループ スナップショット仮想デ
ィスク リポジトリの作成
読み書きとして指定された整合性グループスナップショット仮想ディスクの作成中、整合性グループの各メンバーのスナップショッ
ト仮想ディスクリポジトリは、スナップショットイメージに含まれるデータのコピーへの書き込みアクセスをホストアプリケーショ
ンに提供する必要があります。デフォルト設定を使用してリポジトリを自動的に作成したり、リポジトリの容量設定を定義して手
動でリポジトリを作成したりできます。
当初は、単一のリポジトリ仮想ディスクで総合リポジトリを作成していましたが、総合リポジトリは、将来の拡張のために複数の
リポジトリ仮想ディスクを含むことができます。
整合性グループスナップショット仮想ディスクリポジトリの容量要件を手動で定義するには、整合性グループスナップショット仮
想ディスクリポジトリ設定 - 手動 オプションを使用します。手動による方法は上級者向けであるため、物理ディスクの整合性、プ
ロビジョニング、最適な物理ディスク構成について理解しているユーザー以外は、この方法を使用しないでください。
次のガイドラインが適用されます。
• スナップショット仮想ディスクリポジトリには、(構成に応じた)必要最小容量があります。
• リポジトリの容量要件を定義する際は、このディスクグループまたはディスクプール内の他の仮想ディスクに対して設定する可
能性のある将来の要件に留意してください。データストレージニーズを満たす十分な容量があることを確認してください。た
だし、ストレージアレイ内のすべてのストレージをただちに消費する可能性があるため、過度に割り当てないでください。
• リポジトリ候補のリストには、新しいリポジトリ仮想ディスクと既存のリポジトリ仮想ディスクの両方を含むことができます。
整合性グループスナップショット仮想ディスクを削除した場合、デフォルトでは、既存のリポジトリ仮想ディスクはストレージ
アレイに残されます。既存のリポジトリがリストの上部に配置されます。既存のリポジトリ仮想ディスクを再利用することの
利点は、リポジトリジの新規作成時に発生する初期化プロセスを回避できることです。
整合性グループスナップショット仮想ディスクリポジトリを作成するには、次の手順を実行します。
1. AMW から、ストレージおよびコピーサービス タブを選択します。
2. メンバー仮想ディスクを追加する整合性グループを選択してから、コピーサービス > 整合性グループ > メンバー仮想ディスクの
削除 を選択します。
整合性グループスナップショット仮想ディスク設定 ウィンドウが表示されます。
3. 手動 を選択し、次へ をクリックして、整合性グループのリポジトリ候補設定をカスタマイズします。
整合性グループスナップショット仮想ディスクリポジトリ設定 - 手動 ウィンドウが表示されます。
4. ベース仮想ディスク容量の割合または優先容量のいずれかに基づいて、整合性グループの各メンバー仮想ディスクのリポジトリ
候補のフィルタリング方法を選択します。
選択内容に基づいて、各メンバー仮想ディスクの最適なリポジトリ候補が表示されます。
5. メンバー仮想ディスクのリポジトリ候補を編集する場合、個々のリポジトリ候補の編集 を選択します。
プレミアム機能 — スナップショット仮想ディスク 125