Administrator Guide
• 新しいディスクプールまたはディスクグループの未設定容量 — このオプションを選択した場合、ディスクプール または デ
ィスクグループ のいずれかを選択します。
• 次へ をクリックします。
ディスクプールの作成 ウィザードまた はディスクグループの作成 ウィザードが表示されます。
6. OK をクリックします。
リモートレプリケーションアクティブ化済み ウィンドウが表示されます。リモートレプリケーションプレミアム機能をアクテ
ィブ化すると、システムでは次の動作が実行されます。
• RAID コントローラモジュールで最大番号のファイバーチャネルホストポートを現在使用しているホストをすべてログアウト
させます。
• RAID コントローラモジュールで最大番号のファイバーチャネルホストポートをレプリケーションデータ送信用に予約します。
• レプリケーション機能が有効である限り、この RAID コントローラモジュールホストポートに対するホスト通信はすべて拒否
されます。
• リモートレプリケーション(レガシー)機能がアクティブ化されている場合、2 つのレプリケーションリポジトリが作成され
ます。
メモ: これらの手順を繰り返して、リモートストレージアレイでリモートレプリケーションプレミアム機能をアクティブ化
します。
リモートレプリケーションの非アクティブ化
リモートレプリケーションプレミアム機能を非アクティブ化すると、RAID コントローラモジュールのポート制限がなくなります。
メモ: リモートレプリケーションプレミアム機能を非アクティブ化する前に、ローカルおよびリモートストレージアレイから、
既存のリモートレプリケーショングループと、複製された仮想ディスクペアをすべて削除します。
リモートレプリケーション機能を非アクティブ化するには、次の手順を実行します。
1. AMW から、コピーサービス > リモートレプリケーション > 非アクティブ化 を選択します。
リモートレプリケーションプレミアム機能を非アクティブ化するかどうかを確認するメッセージが表示されます。
2. Yes(はい)をクリックします。
リモートレプリケーショングループ
ローカルストレージアレイとリモートストレージアレイの両方でリモートレプリケーションプレミアム機能を正常にアクティブ化す
ると、ローカルストレージアレイでリモートレプリケーショングループを作成できます。
このグループには、少なくとも 1 つの複製された仮想ディスクペア(ローカルストレージアレイに 1 つとリモートストレージアレイ
に 1 つ)が含まれます。これらのディスクは、両方のストレージアレイ間で整合性のあるバックアップを提供するためにデータの
同期化設定を共有するプライマリディスクおよびセカンダリディスクとして機能します。リモートレプリケーショングループには
複数の複製されたペアが存在できますが、各ペアがメンバーになれるのは 1 つのリモートレプリケーショングループだけです。詳細
については、「リモートレプリケーショングループの要件とガイドライン」を参照してください。
リモートレプリケーショングループの目的
リモートレプリケーショングループを作成することにより、グループ内のすべてのレプリケーション仮想ディスクペアを 1 つとして
管理できます。たとえば、グループ内のすべての複製された仮想ディスクペアは、同じデータ同期化設定、プライマリ役割とセカ
ンダリ役割、書き込みモードを共有できます。
次の属性もリモートレプリケーショングループに適用されます。
• ローカルストレージアレイは、リモートレプリケーショングループのプライマリ側として機能します。それに対して、リモート
ストレージアレイは、リモートレプリケーショングループのセカンダリ側として機能します。
• 仮想ディスクレベルでは、ローカルストレージアレイのリモートレプリケーショングループに追加されたすべての仮想ディスク
は、リモートレプリケーション設定でプライマリ役割として機能します。リモートストレージアレイのグループに追加された仮
想ディスクは、セカンダリ役割として機能します。
アプリケーションによって複数の仮想ディスクが使用される場合があることから、リモートレプリケーショングループはペアとして
複製される必要があります。リモートレプリケーショングループのすべてのメンバーは、整合されたデータセットとして同期化さ
れ、リモートサイトに整合性のあるバックアップを提供します。
プレミアム機能 — リモートレプリケーション 153