Administrator Guide

レプリケーションペアにおける仮想ディスクの選択ガイドラ
イン
次のガイドラインが適用されます。
• 複製されたペアで使用できるのは、標準仮想ディスクのみです。シンプロビジョニングされた仮想ディスクまたはスナップシ
ョット仮想ディスクは、どのようなタイプであっても使用できません。
• レプリケーションペアまたはリモートレプリケーショングループを作成する前に、レプリケーションに使用されるローカルスト
レージアレイおよびリモートストレージアレイでリモート複製プレミアム機能を有効にし、アクティブ化する必要があります。
• ローカルストレージアレイおよびリモートストレージアレイは、サポートされているファイバチャネル接続または iSCSI 接続を使
用して接続する必要があります。
• リモートストレージアレイには、ローカルストレージアレイのプライマリ仮想ディスクの容量以上の仮想ディスクを含める必要
があります。
• 複製されたペアの作成には、作成プロセスを完了するためにローカルストレージアレイの AMW とリモートストレージアレイの
AMW を使用する必要があります。両方のストレージアレイにアクセスできることを確認してください。
レプリケーションペアの作成
この手順では、既存のリモートレプリケーショングループでリモートレプリケーションペアを作成する方法を説明します。新しいリ
モートレプリケーショングループを作成するには、「リモートレプリケーショングループの作成」を参照してください。
1. ローカルストレージアレイの AMW で、ストレージおよびコピーサービス タブを選択します。
2. コピーサービス > リモートレプリケーション > リモートレプリケーション > レプリケーショングループ > レプリケーションペア
の作成 を選択します。
リモートレプリケーショングループの選択 ウィンドウが表示されます。
メモ: ローカルストレージアレイにリモートレプリケーショングループが含まれない場合は、作業を続行する前に、ローカル
ストレージアレイでリモートレプリケーショングループを作成する必要があります。
3. 既存のリモートレプリケーショングループを選択し、次へ をクリックします。
4. プライマリ仮想ディスクの選択 ウィンドウで、次のいずれかを選択します。
• レプリケーションペアでプライマリ仮想ディスクとして使用する、ローカルストレージアレイ上の既存の仮想ディスクを選
択し、次へ をクリックします。手順 4 に進みます。
• 新しい仮想ディスクを作成するオプションを選択し、次へ をクリックします。「標準仮想ディスクの作成」を参照してくださ
い。
5. リポジトリの選択 ウィンドウで、レプリケーションリポジトリを自動的に作成するか、手動で作成するかを選択します。
• 自動 — 自動 を選択し、終了 をクリックしてデフォルトの容量設定でレプリケーションリポジトリを作成します。
• 手動 — 手動 を選択し、次へ をクリックしてレプリケーションリポジトリのプロパティを定義します。次に、終了 をクリッ
クします。
メモ: 通常、レプリケーションリポジトリは、仮想ディスクペアの作成時に自動的に作成されます。手動によるリポジトリ
の作成は、物理ディスクの整合性と最適な物理ディスク構成を理解する上級ストレージ管理者に対してのみ推奨されます。
推奨されるのは自動メソッドです。
6. ペアが正常に作成されたことを示すメッセージが表示されたら、OK をクリックします。
リモートストレージアレイでのレプリケーションペアの作成
1. ローカルストレージアレイの AMW で、ストレージおよびコピーサービス タブを選択します。
2. コピーサービス > リモートレプリケーション > リモートレプリケーション > レプリケーショングループ > レプリケーションペア
の完了 を選択します。
リモートレプリケーションペアの完了 ウィンドウが表示されます。
3. 次の手順のいずれか 1 つを実行します。
• 自動 を選択して、表から既存のディスクプールまたはディスクグループを選択し、終了 をクリックして、デフォルトのセカ
ンダリ仮想ディスク選択とリポジトリ設定でレプリケーションペアの作成プロセスを自動的に完了します。
• 手動 を選択し、次へ をクリックして、既存の仮想ディスクをセカンダリ仮想ディスクとして選択し、リモートレプリケーシ
ョンペアのリモート側に対するリポジトリパラメーターを定義します。
リモートレプリケーションペアが作成されます。
次の操作が行われます。
プレミアム機能 — リモートレプリケーション 155