Administrator Guide
サポートデータ収集のスケジュール ダイアログが表示されます。ストレージアレイ テーブルが、行ったスケジュールの変更で更
新されます。
5. 収集されたサポートデータファイルを保存する場所を選択します。
• デフォルトの場所を使用するには、デフォルトの場所を使用する を選択します。
• 別の場所を選択するには、別の場所を使用する を選択し、参照 ボタンをクリックして必要なディレクトリを選択します。
メモ: ファイル名は変更できません。
6. OK をクリックします。
サポートデータ収集スケジュールの一時停止または再開
サポートデータ収集スケジュールの一時停止により、スケジュールされた操作は一時的に無効になります。サポートデータ収集スケ
ジュールを一時停止すると、スケジュールのタイマーは引き続き実行されますが、スケジュールされたサポートデータ収集は行われ
ません。スケジュールを一時停止しても、メジャーイベントログ(MEL)イベント中のサポートデータの自動収集には影響しませ
ん。
スケジュールを再開すると、スケジュールに基づいてサポートデータの収集が再開されます。一時停止されたスケジュールはいつで
も再開できます。
1. EMW で、ツール > サポートデータの収集 > スケジュールの作成 / 編集 を選択します。
サポートデータ収集のスケジュール ダイアログが表示されます。
2. ストレージアレイ テーブルで、1 つまたは複数のストレージアレイを選択します。
3. 次のいずれかの手順を実行します。
• サポートデータ収集スケジュールを一時停止するには、一時停止 をクリックし、はい をクリックします。
• サポートデータ収集スケジュールを再開するには、再開 をクリックし、OK をクリックします。
4. OK をクリックします。
サポートデータ収集スケジュールの削除
サポートデータ収集スケジュールを削除するには、次の手順を実行します。
1. EMW で、ツール > サポートデータの収集 > スケジュールの作成 / 編集 を選択します。
サポートデータ収集のスケジュール ダイアログが表示されます。
2. ストレージアレイ テーブルで、1 つまたは複数のストレージアレイを選択します。
3. 削除 をクリックします。
4. 情報を確認し、はい をクリックします。
サポートデータ収集のスケジュール ダイアログが表示されます。
5. OK をクリックします。
イベントログ
イベントログビューアを使用して、ストレージアレイ内で発生したイベントの詳細なリストを表示できます。イベントログは、ス
トレージアレイディスクの予約領域に保存されます。イベントログには、設定イベントとストレージアレイコンポーネントの障害が
記録されます。イベントログには約 8,000 件のイベントが保存され、その後は 1 つずつ新しいイベントに置き換えられます。イベ
ントを残しておきたい場合は、そのイベントを保存した後、イベントログから消去できます。
MD Storage Manager で記録されるイベントは次のとおりです。
• 重大なイベント — ストレージアレイで発生したエラーで、ただちに対応する必要があります。早急にエラーを修正しなかった
場合、データアクセスが失われる可能性があります。
• 警告イベント — ストレージアレイで発生したエラーで、パフォーマンスや、他のエラーからの回復機能を低下させる原因とな
ります。データへのアクセスは失われませんが、別のエラーが発生した場合にデータアクセスが失われないよう、速やかに修正
する必要があります。
• 情報イベント — ストレージアレイで発生したイベントで、通常の操作への影響はありません。このイベントでは、設定の変更
や、ストレージアレイのパフォーマンス評価に役立つその他の情報が報告されます。
• デバッグイベント — ストレージアレイで発生したイベントで、エラーの原因となる手順または状態を判断するために有益な情
報を提供します。この情報は、テクニカルサポート担当者がエラーの原因を突き止めるのに役立ちます。
イベントログウィンドウには、次のイベントビューが表示されます。
• サマリビュー — イベントのサマリがテーブル形式で表示されます。
• 詳細ビュー — 選択したイベントの詳細が表示されます。
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