Administrator Guide
パフォーマンス タブには、6 つのグラフを表示したウィンドウが開きます。
2. 単一のパフォーマンスグラフを表示するには、アレイ管理ウィンドウ(AMW)で、モニタ > 状態 > パフォーマンスの監視 > リ
アルタイムのパフォーマンスモニタ > グラフィックの表示を選択します。
リアルタイムのグラフィックパフォーマンスモニタの表示 ダイアログが表示されます。
3. メトリクスの選択 ドロップダウンリストで、表示するパフォーマンスデータを選択します。
1 つのメトリクスのみを選択することができます。
4. オブジェクトの選択 リストで、パフォーマンスデータを表示するオブジェクトを選択します。監視するオブジェクトは 1 つのグ
ラフに 5 つまで選択できます。
Ctrl を押しながらのクリックや Shift を押しながらのクリックを使用して、複数のオブジェクトを選択します。各オブジェクト
は別々の線としてグラフに描画されます。
メモ: 定義した線がグラフに表示されない場合は、その線がほかの線と重なっている可能性があります。
5. パフォーマンスグラフの表示が完了したら、閉じる をクリックします。
パフォーマンスモニタダッシュボードのカスタマイズ
パフォーマンス タブのダッシュボードには、最初から定義済みのポートレットが 5 つ、未定義のポートレットが 1 つ含まれていま
す。最も意味のあるパフォーマンスデータを表示するように、これらすべてのポートレットをカスタマイズすることができます。
1. アレイ管理ウィンドウ(AMW)で、パフォーマンス タブを選択します。
2. 次のアクションの 1 つを実行します。
• 変更するポートレットをダブルクリックします。
• または、変更するポートレットの 最大化 アイコンをクリックします。
• ポートレット 6 で、リアルタイムのパフォーマンスグラフの新規作成 リンクを選択します。このオプションは、ポートレッ
ト 6 が未定義の場合にのみ使用できます。
リアルタイムのグラフィックパフォーマンスモニタの表示 ダイアログが表示されます。
3. メトリクスの選択 ドロップダウンリストで、表示するパフォーマンスデータを選択します。
メトリクスは一度に 1 つのみ選択できます。既存のグラフからダイアログを開いた場合、現在のメトリクスとオブジェクトが事
前に選択されます。
4. オブジェクトの選択 リストで、パフォーマンスデータを表示するオブジェクトを選択します。
監視するオブジェクトは 1 つのグラフに 5 つまで選択できます。Ctrl を押しながらのクリックや Shift を押しながらのクリック
を使用して、複数のオブジェクトを選択します。各オブジェクトはグラフ上の別々の線に描画されます。
メモ: 定義した線がグラフに表示されない場合は、その線がほかの線と重なっている可能性があります。
5. 変更したポートレットをダッシュボードに保存するには、ダッシュボードに保存 をクリックし、OK をクリックします。
ダッシュボードに保存 オプションは、変更を行っていない場合、メトリクスとオブジェクトが両方とも選択されていない場合、
またはダイアログがダッシュボード上のポートレットから呼び出されたものではない場合、使用できません。
パフォーマンス タブのダッシュボードが新しいポートレットで更新されます。
6. ダイアログを閉じるには、キャンセル をクリックします。
パフォーマンスメトリクスの指定
次のパフォーマンスデータを収集できます。
• I/O 総数 - ポーリングセッションの開始以降にこのオブジェクトで実行された I/O 総数。
• I/O 総数 / 秒 - 現在のポーリング間隔中にサービスが提供された 1 秒あたりの I/O 要求の総数(I/O 要求レートとも呼ばれます)。
• MB/ 秒 - 現在のポーリング間隔での転送レート。この転送レートは、I/O データ接続を介して 1 秒間に転送可能なメガバイト単
位のデータ量です(スループットとも呼ばれます)。
メモ: 1 キロバイトは 1024 バイトであり、1 メガバイトは 1024 × 1024 バイトです。一部のアプリケーションでは、キロバ
イトが 1,000 バイトとして、メガバイトが 1,000,000 バイトとして計算されています。モニタで報告される数値は、この
違いにより小さくなることがあります。
• I/O レイテンシ - I/O 要求が完了するまでにかかる時間(ミリ秒単位)。物理ディスクの場合、I/O レイテンシにはシーク時間、
回転時間、および転送時間が含まれます。
• キャッシュヒット率 - I/O 総数のうち、ディスクに I/O を要求することなくキャッシュからのデータで処理される I/O の割合。
すべてのデータがキャッシュ内に存在する読み取り要求、およびディスクにまだコミットされていないキャッシュデータに上書
きする書き込み要求が含まれます。
• SSD キャッシュヒット率 - SSD 物理ディスクからのデータで処理される読み取り I/O の割合。
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