Administrator Guide
メモ: 帯域内管理と iSCSI を使用してストレージアレイを追加する場合は、最初にホストサーバーのイニシエータとスト
レージアレイの間にセッションを確立する必要があります。詳細については、「iSCSI の使い方」を参照してください。
メモ: 帯域内管理通信を確立するには、まず、ホストエージェントを再起動します。「ホストコンテキストエージェント
ソフトウェアの起動または再起動」を参照してください。
3. 追加 をクリックします。
4. 次のいずれかの方法で、ストレージアレイに名前を付けます。
• EMW で、セットアップ タブを選択し、ストレージアレイの命名 / 名前の変更 を選択します。
• AMW で、セットアップ タブを選択し、ストレージアレイの名前の変更 を選択します。
• EMW で、このアレイに対応するアイコンを右クリックし、名前の変更 を選択します。
ストレージアレイのセットアップ
初期セットアップタスクのリストは、AMW の セットアップ タブに表示されます。初期セットアップタスク 領域に示されたタスク
を使用することにより、基本的なセットアップ手順が完了します。
ストレージアレイを初めてセットアップする場合は、初期セットアップタスク リストを使用し、以下のタスクを実行してくださ
い。
• ストレージアレイの位置を確認する — システム識別用のインジケータをオンにして、ネットワーク上にあるストレージアレイ
の物理的な位置を確認します。
• ストレージアレイに新しい名前を付ける — 各ストレージアレイを識別できる一意の名前を使用します。
• ストレージアレイパスワードを設定する — 不正アクセスから守るためにストレージアレイにパスワードを設定します。ストレ
ージアレイの設定を変更しようとすると(仮想ディスクを作成または削除する場合など)、MD Storage Manager によってパス
ワードが要求されます。
• iSCSI ホストポートを設定する — 各 iSCSI ホストポートにネットワークパラメーターを自動的に設定するか、各 iSCSI ホストポー
トに設定情報を指定します。
• ストレージアレイの設定 — 自動設定メソッドまたは手動設定メソッドを使用して、ディスクグループ、仮想ディスク、および
ホットスペア物理ディスクを作成します。
• 仮想ディスクをマップする — 仮想ディスクを複数のホストまたはホストグループにマップします。
• 設定の保存 — 設定内容の復元のために使用、または別のストレージアレイで設定内容を再使用することができるファイルに設
定パラメータを保存します。
ストレージアレイの基本設定が完了したら、以下のオプションタスクを実行できます。
• 手動でホストを定義する — ストレージアレイに接続されるホストとホストポート識別子を定義します。このオプションは、ホ
ストが自動的に認識されず、ホストマッピング タブに表示されない場合にのみ使用します。
• イーサネット管理ポートを設定する — 帯域外管理接続を使用してストレージアレイを管理している場合は、RAID コントローラ
モジュール上にあるイーサネット管理ポートのネットワークパラメーターを設定します。
• プレミアム機能を表示し、有効にする — MD Storage Manager にはプレミアム機能が含まれることがあります。利用可能なプ
レミアム機能とすでに開始されたプレミアム機能を表示します。現在停止している利用可能なプレミアム機能を開始できま
す。
• iSCSI 設定を管理する — iSCSI の設定で認証、識別、および検出を設定できます。
ストレージアレイの場所の特定
点滅 オプションを使用すると、ストレージアレイの場所を物理的に特定し、ストレージアレイを識別できます。ストレージアレイ
の場所を特定するには、次の手順を実行します。
1. 該当するストレージアレイを選択し、次のいずれかの手順を実行します。
• EMW で、適切なストレージアレイを右クリックし、ストレージアレイの点滅 を選択します。
• AMW で、セットアップ タブを選択し、ストレージアレイの点滅 をクリックします。
• AMW で、ハードウェア > 点滅 > ストレージアレイ を選択します。
ストレージアレイ内の物理ディスクの LED が点滅します。
2. ストレージアレイの場所を特定したら、OK をクリックします。
LED の点滅が停止します。
3. LED の点滅が停止しない場合は、ハードウェア > 点滅 > すべての表示の停止 を選択します。
ストレージアレイの検出および管理 37