Administrator Guide
c. OK をクリックします。
5. トラップの送信先 テキストフィールドに、トラップ送信先を入力し、追加 をクリックします。
ホスト名、IPv4 アドレス、または IPv6 アドレス を入力できます。ホスト名を入力した場合、設定済み SNMP アドレス テーブ
ルで表示するために IP アドレスに変換されます。ストレージアレイには、最大 10 個のトラップ送信先を設定できます。
メモ: コミュニティ名が 1 つも設定されていない場合、このフィールドは無効になります。
6. 複数のコミュニティ名が設定されている場合は、設定済み SNMP アドレス テーブルの コミュニティ名 列で、ドロップダウン
リストからコミュニティ名を選択します。
7. ストレージアレイで認証の失敗が発生したときに、トラップを送信しますか?
• はい - 設定済み SNMP アドレス テーブルの 認証失敗トラップの送信 列にあるチェックボックスを選択します。チェック
ボックスを選択すると、未承認のコミュニティ名が原因で SNMP 要求が拒否されるたびに、認証失敗トラップがトラップ
送信先に送信されます。
• いいえ - 設定済み SNMP アドレス テーブルの 認証失敗トラップの送信 列にあるチェックボックスをオフにします。
8. (オプション)SNMP アラートが正しく設定されていることを検証するために、テストメッセージを送信できます。設定済み
SNMP アドレス 領域で、テストする SNMP 送信先を選択し、[テスト] をクリックします。テストメッセージが SNMP アドレス
に送信されます。検証結果がダイアログで表示され、エラーがある場合にはそれらも表示されます。コミュニティ名を選択して
いない場合、[テスト] ボタンは無効になります。
9. OK をクリックします。
アラートが設定されたツリービューの各ノードの隣に、アラートアイコンが表示されます。
バッテリ設定
スマートバッテリバックアップユニット(BBU)は、学習サイクルを実行できます。スマート BBU モジュールには、バッテリ、バ
ッテリガスゲージ、およびバッテリチャージャーが含まれます。学習サイクルでは、バッテリモジュールの充電量を測定するために
スマートバッテリガスゲージを使用します。学習サイクルは、バッテリが完全に充電された場合にのみ開始できます。
学習サイクルでは、次の操作を実行します。
• 事前に設定されたしきい値までバッテリを放電します。
• バッテリを最大容量まで充電します。
学習サイクルは、新しいバッテリモジュールを取り付けると、自動的に開始されます。同時に、二重システムの両方の RAID コン
トローラモジュールに対する学習サイクルが開始されます。
学習サイクルは、定期的に、同時に、同じ曜日に自動的に開始するようスケジュールされます。サイクル間の間隔は週単位で定義
されます。
間隔を調整する際は、以下のガイドラインを使用してください。
• デフォルトの間隔を使用できます。
• 学習サイクルは随時実行できます。
• 学習サイクルは、現在のスケジュール時刻よりも早い時刻に設定できます。
• 学習サイクルは、現在のスケジュール時刻より 7 日以上後に開始するよう設定できません。
バッテリ設定の変更
バッテリ設定を変更するには、次の手順を実行します。
1. AMW のメニューバーで、ハードウェア > エンクロージャ > 変更 > バッテリの設定 を選択します。
バッテリの設定 ダイアログが表示されます。
2. バッテリ学習サイクルに関する次の詳細情報を変更できます。
• スケジュール日
• スケジュール時刻
ストレージアレイ RAID コントローラモジュールクロ
ックの設定
クロックの同期化 オプションを使用すると、ストレージアレイ RAID コントローラ モジュールクロックをストレージ管理ステーショ
ンと同期できます。この場合、RAID コントローラモジュールがイベントログに書き込んだイベントタイムスタンプが、ホストログ
ファイルに書き込まれたイベントタイムスタンプに一致します。RAID コントローラモジュールは同期中も使用できます。
44 ストレージアレイの検出および管理