Administrator Guide
4. イニシエータの選択 領域でイニシエータを選択します。
イニシエータの詳細が表示されます。
5. CHAP シークレット をクリックし、表示されるダイアログにイニシエータ CHAP 許可を入力します。
6. OK をクリックします。
7. iSCSI 設定の管理 ウィンドウで OK をクリックします。
CHAP シークレットの作成
認証方法をセットアップする際に、CHAP シークレットを作成できます。CHAP シークレットとは、イニシエータとターゲットによ
って認識されるパスワードです。ストレージアレイの設定に相互認証を使用する場合、ホストサーバー iSCSI イニシエータで定義し
たのと同じ CHAP シークレットを入力し、ターゲット(ストレージアレイ)で CHAP シークレットを定義する必要があります。こ
の設定は、ターゲットストレージアレイに接続するすべての iSCSI イニシエータエータ内で行う必要があります。CHAP の詳細につ
いては、ストレージアレイの『Deployment Guide』(導入ガイド)の「CHAP 認証について」を参照してください。
イニシエータ CHAP シークレット
イニシエータ CHAP シークレットは、ホストオペレーティングシステムで提供される iSCSI イニシエータ設定プログラムを使用して
ホストで設定されます。相互認証方法を使用している場合は、ホストをセットアップするときにイニシエータ CHAP シークレット
を定義する必要があります。これは、相互認証設定を定義するときにターゲットに定義された CHAP シークレットと同じである必
要があります。
ターゲット CHAP シークレット
CHAP シークレットを使用する場合は、ターゲットの CHAP シークレットを定義する必要があります。
CHAP シークレットで使用できる文字
CHAP シークレットに使用できる文字数は、12~57 です。CHAP シークレットでは、32-126 進数の ASCII 値の文字がサポートされて
います。有効な ASCII 文字の一覧は、次の表を参照してください。
表 6. CHAP シークレットで使用できる文字
CHAP シークレットで使用できる文字
スペース ! " # $ % & ' ( ) * +
, - . / 0 1 2 3 4 5 6 7
8 9 : ; < = > ? @ A B C
D E F G H I J K L M N O
P Q R S T U V W X Y Z [
\ ] ^ _ a b c d e f g h
I j k l m n o p q r s t
u v w x y z { | } ~
iSCSI ターゲット識別子の変更
iSCSI ターゲット名は変更できませんが、識別しやすいようにエイリアスをターゲットに関連付けることができます。iSCSI ターゲ
ット名は直感的でないため、エイリアスは役に立ちます。意味がある覚えやすい iSCSI ターゲットエイリアスを指定してください。
iSCSI ターゲット識別子を変更するには、次の手順を実行します。
1. AMW で セットアップ タブを選択します。
2. iSCSI 設定の管理 を選択します。
iSCSI 設定の管理 ウィンドウが表示されます。
3. ターゲット設定 タブを選択します。
4. iSCSI エイリアス にエイリアスを入力します。
iSCSI の使用 47