Administrator Guide
メモ: マッピングから削除する仮想ディスク。たとえば、次の情報が表示される可能性があります。
mpath6 (3600a0b80000fb6e50000000e487b02f5) dm-10
DELL, MD32xx
[size=1.6T][features=3 queue_if_no_path
pg_init_retries 50][hwhandler=1 rdac]
\_ round-robin 0 [prio=6][active]
\_ 1:0:0:2 sdf 8:80 [active][ready]
\_ round-robin 0 [prio=1][enabled]
\_ 0:0:0:2 sde 8:64 [active][ghost]
この例では、mpath6 デバイスには次の 2 つのパスがあります。
-- /dev/sdf at Host 1, Channel 0, Target 0, LUN 2
--/dev/sde at Host 0, Channel 0, Target 0, LUN 2
3. 次のコマンドを使用してマルチパスデバイスのマッピングをフラッシュします。
# multipath -f /dev/mapper/mapth_x
ここで mapth_x は削除するデバイスです。
4. 次のコマンドを使用して、このデバイスに関連するパスを削除します。
# echo 1 > /sys/block/sd_x/device/delete
ここで sd_x は multipath コマンドによって戻された SD ノード(ディスクデバイス)です。このデバイスに関連するすべて
のパスに対してこのコマンドを繰り返します。例:
#echo 1 > /sys/block/sdf/device/delete
#echo 1 > /sys/block/sde/device/delete
5. c からマッピングを削除するか、必要に応じて LUN を削除します。
6. 別の LUN をマップする、または仮想ディスク容量を増加させるには、MD Storage Manager からこの処置を実行します。
メモ: LUN の削除をテストしているだけの場合は、この手順で終了です。
7. 新規 LUN がマップされた、または仮想ディスク容量が変更された場合は、次のコマンド # rescan_dm_devs を実行します。
制限付きマッピング
多くのホストは、ストレージパーティションごとに最大 256 の LUN(0~-255)をマップできますが、マッピングの最大数は、オ
ペレーティングシステム変数、マルチパスフェイルオーバードライバ問題、および潜在的なデータ問題のために異なります。表にリ
ストされたホストには、これらのマッピング制限があります。
これらのオペレーティングシステムの制限を超える LUN に仮想ディスクをマップしようとすると、ホストは仮想ディスクにアクセ
スできなくなります。
82 ディスクグループ、標準仮想ディスク、およびシン仮想ディスク