Administrator Guide
3. メニューから[ストレージ > 仮想ディスク > 容量の追加]を選択します。
仮想ディスクを右クリックして、ポップアップ メニューから[容量の追加]を選択します。
[仮想ディスク容量の追加 - 追加手順]ウィンドウが表示されます。
4. オペレーティング システムが仮想ディスクの拡張をサポートしていることを確認し、[OK]をクリックします。
5. [仮想ディスク容量の追加]ウィンドウに、仮想ディスクの容量を追加するのに必要なメモリ ボリュームを入力します。ディス
クを追加する必要がある場合、[物理ディスクの追加]を選択します。
ディスク グループの拡張手順の詳細については、「ディスクグループの拡張 、p. 84」を参照してください。
6. OK をクリックします。
この操作は開始するとキャンセルできず、完了するまでしばらく時間がかかる場合があります。ただし、仮想ディスクには引
き続きアクセス可能です。
メモ: Windows と Linux の両方のホスト上で、CLI(コマンド ライン インタフェース)を使用して仮想ディスクの容量を追加
できます。詳細については、『
Dell EMC PowerVault MD 34XX/38XX Series Storage Arrays CLI Guide
』を参照してください。
空き容量の使用
標準仮想ディスクまたはスナップショットリポジトリ仮想ディスクのディスクグループにある空き容量を使用して、仮想ディスク
の容量を増加させることができます。
ストレージおよびコピーサービス タブに表示される総未設定容量ノードは、定義されたディスクグループの未割り当て容量の連続
した領域です。仮想ディスクの容量を増加する場合は、空き容量の一部またはすべてを使用して最終的に必要な容量を実現できま
す。仮想ディスク容量の増加処理中は、選択された仮想ディスクのデータにアクセスできます。
未設定容量の使用
ディスクグループに既存の空き容量が存在しない場合、未設定容量を使用して、標準仮想ディスクまたはスナップショットリポジ
トリ仮想ディスクの容量を増やすことができます。容量の増加は、未設定容量を未割り当て物理ディスクの形式で、標準仮想ディ
スクまたはスナップショットリポジトリ仮想ディスクのディスクグループに追加することによって実施します。「ディスクグルー
プの拡張」を参照してください。
ディスクグループのマイグレーション
ディスクグループのマイグレーションでは、ディスクグループをエクスポートし、次にそれを別のストレージアレイにインポートす
ることによって、ディスクグループをマイグレートできます。また、ディスクグループをエクスポートして、オフラインでデータを
保存することもできます。
ディスクグループをエクスポートする際は、すべての物理ディスクがオフラインになります。確実にエクスポートを成功させるため
に、マイグレートしているディスクグループに含まれない物理ディスクが、ストレージアレイに少なくとも 2 つ存在する必要があ
ります。
エクスポートされたディスクグループを新しいストレージアレイにマイグレートする際に、半数以上の物理ディスクがグループに存
在しない場合は、そのインポートは失敗します。たとえば、2 ディスク RAID 1 構成で両方の物理ディスクが、または 4 ディスク
RAID 10 構成で 3 つの物理ディスク(各ディスクペアから 1 つずつ)が存在する必要があります。
ディスクグループのエクスポート
ディスクグループのエクスポート操作によって、ディスクグループ内の物理ディスクの削除が準備されます。オフラインストレージ
の物理ディスクを削除したり、ディスクグループを別のストレージアレイにインポートしたりできます。ディスクグループのエクス
ポート操作が完了したら、すべての物理ディスクがオフラインになります。関連する仮想ディスクまたは空き容量ノードは、MD
Storage Manager に表示されなくなります。
エクスポートできないコンポーネント
ディスクグループのエクスポート作業を完了する前に、エクスポートできない設定を削除または消去する必要があります。以下の設
定を削除または消去します。
• 永続的な予約
• ホスト対仮想ディスクのマッピング
• 仮想ディスクのコピーペア
ディスクグループ、標準仮想ディスク、およびシン仮想ディスク 85