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ディスクプールからのシン仮想ディスクの作成
メモ: シン仮想ディスクは、ディスクグループからではなくディスクプールからのみ作成できます。
1. AMW で、ストレージおよびコピーサービス タブを選択します。
2. ディスクプールで 空き容量 ノードを選択します。
シン仮想ディスクが ディスクプール ノードの下に表示されます。
3. ストレージ > 仮想ディスク > 作成 > 仮想ディスク を選択します。
仮想ディスクの作成 ウィンドウが表示されます。
4. シン仮想ディスクの作成 を選択します。
5. 新しい仮想容量 ボックスを使用して新しい仮想ディスクの仮想容量を示し、単位 で使用する特定の容量単位(MB、GB、また
は TB)を示します。
最小仮想容量は 32 MB です。
6. 仮想ディスク名 ボックスに仮想ディスクの名前を入力します。
7. ホストを仮想ディスクにマップするには、後でマップする を選択します。
仮想ディスクには LUN が割り当てられず、ホストマッピング タブに移動して特定のホストおよび LUN をこの仮想ディスクに
割り当てるまでは、どのホストからもアクセスできません。
8. フラッシュ SSD キャッシュを使用するには、フラッシュ SSD キャッシュを使用する を選択します。
フラッシュ SSD キャッシュは、ソリッドステートディスク(SSD)上にユーザーが選択した仮想ディスクの読み取り専用キャッ
シュを提供して、これらの仮想ディスクの読み取りパフォーマンスを従来のハードドライブ以上にさらに向上させます。ハード
ドライブから高性能 SSD への透過的なデータコピープロセスは、アプリケーションの I/O パフォーマンスおよび応答時間を改善
します。
次の場合には、フラッシュ SSD キャッシュを使用する チェックボックスが無効です。
• 使用できる SSD キャッシュが存在しない
• ディスクプールが、SSD 物理ディスクのみで構成されている
• ディスクプールに SSD キャッシュとは異なるデータサービス属性がある
• 後でマップする を選択した
メモ: シン仮想ディスクを作成する場合、動的キャッシュ読み込みプリフェッチの有効化 オプションは使用できません。
9. 次へ をクリックします。
10. 次の手順のいずれか 1 つを実行します。
• 推奨容量設定を使用する を選択し、次へ をクリックします。
• 独自の設定を選択する を選択してから、容量設定のカスタマイズ(詳細設定) を選択します。次へ をクリックし、手順 11
に進みます。
11. 希望する容量 ボックスを使用して、仮想ディスクの初期の物理容量を示し、単位 リストを使用して、使用する特定の容量単位
(MB、GB、または TB)を指定します。
メモ: 物理容量は、現在書き込み要求用に予約されている物理ディスクの容量です。物理容量には少なくとも 4 GB のサイ
ズが必要で、256 GB を超えることはできません。
前の手順で入力した値に基づいて、ディスクプールの物理容量候補 表に一致するリポジトリ仮想ディスクが自動入力されます。
返された新しいリポジトリ候補は、指定した容量に一致するか、すべてのリポジトリ容量が使用可能であることを確実にする
ため、最も近い 4 GB 単位に切り上げられます。
12. この表からリポジトリを選択します。
既存のリポジトリがリストの上部に配置されます。
メモ: 既存のリポジトリを再使用する利点は、新しいリポジトリを作成する場合に生じる初期化プロセスを回避できること
です。
13. リポジトリ拡張ポリシーまたは警告しきい値を変更する場合は、リポジトリ詳細設定の表示 をクリックします。
• リポジトリ拡張ポリシー – 自動 または 手動 を選択します。消費容量が物理容量に近づくと、物理容量を拡張することがで
きます。物理容量は、MD Storage Manager ソフトウェアによって自動的に拡張するか、手動で拡張できます。自動 を選択
すると、最大拡張容量も設定することができます。最大拡張容量によって、仮想ディスクの自動増加を仮想容量未満に制限
することができます。最大拡張容量の値は、4 GB の倍数にする必要があります。
• 警告しきい値 – リポジトリ容量が次の割合に達したらアラートを送信する フィールドで、割合を入力します。MD Storage
Manager は、物理容量がその割合に達するとアラート通知を送信します。
14. 終了 をクリックします。
96 ディスクプールおよびディスクプール仮想ディスク