Users Guide
ィスクグループの作成プロセスの際に TLP、DLP または DA の実行を許容します。TLP および DLP は物理デ
ィスクの完全なエンクロージャ、またはディスクグループの仮想ディスクのエラーなしの完全なドロワーの
エラーを許容します。
DA は RAID コントローラーモジュールから流れる物理ディスクへのデータの整合性
を確認し、データがディスクに正しく書き込まれていることを保証します。
図 35. ディスクグループのダイアログボックスの作成
テーブルビューで物理ディスクを選択すると、ページの右上隅で容量の情報がアップデートされ、新しいデ
ィスクグループまたはディスクプールの最終容量が表示されます。
メモ: VMware vSphere 環境に対して MD Storage Manager を最適に構成するには、vSphere 用仮想デ
ィスクの定義 と 仮想ディスク意思決定スキーマ を確認します。
ディスクプールの作成
Dynamic Disk Pools(DDP)は、 ファームウェアバージョン 7.83 以降の機能です。 高い冗長性とスケーラ
ブルな RAID アーキテクチャを提供し、Controlled, Scalable, Decentralized Placement of Replicated Data
(CRUSH)(複製されたデータのコントロールされた、スケーラブルで分散型の配置)とも呼ばれます。この
技術は、従来のディスクグループの代わりに使用されます。
3.0 のリリースは、MD Storage Manager ストレ
ージアレイ上の DDP の作成、管理、および削除をサポートしています。
新しい DDP を作成するには、Create Disk Group(ディスクグループの作成) アイコンをクリックし、RAID
ドロップダウンメニューから Disk Pool(ディスクプール)を選択します。ディスクプールに含めたい物理
ディスクを選択します。
メモ: ダイナミックディスクプールを作成するには、最低 11 の物理ディスクを選択する必要がありま
す。
仮想ディスクの作成
vSphere で使用できる仮想ディスクを作成する前に、ディスクの空き領域がある既存のディスクグループを
選択し、ディスクの空き領域がある既存のディスクプールを選択し、未構成のディスク容量から新しいディ
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