Users Guide
第 5 章 ライブラリの設定
FC I/O ブレードの操作
Dell PowerVault ML6000 ユーザーズ ガイド 118
FC I/O ブレードの操作
ライブラリは、LTO-3、LTO-4、LTO-5、および LTO-6 FC ドライブにホ
スト接続できる、オプションの FC I/O ブレードをサポートしていま
す。どのライブラリ構成でも FC I/O ブレードの数は 4 つが限度で、ラ
イブラリ内の各 FC I/O ブレードは最大 4 つの FC テープ ドライブをサ
ポートします。
FC I/O ブレードは、スイッチ ポートやケーブル接続要件を軽減し、
バックアップの信頼性を高めます。テープ ドライブが FC I/O ブレード
に接続していると、ライブラリは、ホストから FC I/O ブレード経由 FC
テープ ドライブまでのデータ パスのステータスと準備状態を事前に
チェックします。
さらに、2 つの強力な機能がホストとターゲット デバイス間のインタラ
クションを管理する手段を提供します。
•
Channel zoning (チャネル ゾーニング) を使用すると、ホスト サーバー
用に設定されている FC I/O ブレードのポートとターゲット デバイ
ス用に設定されているポートの間のアクセスを制御できます。詳細
については、FC I/O
ブレード チャネル ゾーニングの設定 ページ
の 121 を参照してください。
•
Host Mapping (ホスト マッピング) を使用すると、ターゲット デバイ
スに対する可視状態と個々のホスト サーバーからターゲット デバイ
スまでのアクセスを制御できます。詳細については、FC
ホストの管
理とホスト マッピング ページの 123 を参照してください。
このセクションでは、FC I/O ブレードの構成について説明していま
す。FC I/O ブレードの詳細については、以下を参照してください。
• Fibre-Channel I/O
ブレード ページの 29
• FC I/O
ブレードの電源制御 ページの 212
• FC I/O
ブレード情報の表示 ページの 225
• FC I/O
ブレード ポート情報の表示 ページの 226
• Fibre Channel I/O
ブレードに直接接続している Fibre Channel テー
プ ドライブを搭載したライブラリのケーブル接続 ページの 262
• 推奨される
FC I/O ブレードのライブラリ ケーブル接続 ページ
の 270