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6 詳細レポート
メディア セキュリティ ログの設定および表示
Dell PowerVault ML6000 ユーザーズ ガイド 154
メディア セキュリティ ログの設定および表示
メディアの取り外しは、インベントリの実行中にライブラリによって検
出されます (起動時や開かれたドアが閉じられた時など)メディア
キュリティ ログには、ライブラリから取り外されたメディアを一覧表示
します。ライブラリにメディアの取り外しに関する情報を収集させ、ロ
グを表示、保存、および電子メール送信できます。
次のいずれか、またはすべての情報を収集するようにライブラリを設定す
ることができます。デフォルトでは、ライブラリは収集を行わず、ログは
空です。ライブラリに収集させる各項目を選択する必要があります。
電源投入および再起動後のみの予期されていなかった取り外しの検出
ライブラリ操作時の予期されていなかった取り外しの検出
ライブラリ操作時の I/E スロットからの予期されていた取り外しの検出
ログ ファイルには以下の情報が含まれます。
メディアが取り外された日時
テープ カートリッジのバーコード
取り外しの種類 (予期していたか予期していなかったか)
•(カートリッジがなくなった) スロット位置の座標
スロットの種類 (I/E、ストレージ、クリーニング)
ログ ファイルが最大サイズに達したら、新しい情報が最も古い情報を置
き換えます。
ログで追跡する情報を設定するには、ウェブ クライアントから
Setup (
) > Notifications (通知) > Advanced Reporting (詳細レポート) > Media
Security (メディア セキュリティ)
を選択します。
注:
Unexpected removal (予期されていなかった取り外し) とは、I/E
テーションを介して正しくエクスポートしないで、ライブラリ
から取り外されたテープ カートリッジのことを指します。
Expeted removal (予期されていた取り外し) とはI/E ステー
ションを介して正しくエクスポートされたテープ カートリッ
ジのことを指します。