Users Guide
第 8 章 ライブラリ管理暗号化
ライブラリ上の Dell Encryption Key Manager (EKM) の設定
Dell PowerVault ML6000 ユーザーズ ガイド 166
2 —自動 EKM パス診断 — 有効または無効のいずれでも選択できます
が、デフォルトのままにしておくことが推奨されます。詳細について
は、自動
EKM パス診断の使用 ページの 176 を参照してください)。
有効にした場合、この機能は、指定された間隔でチェックを行い、
両方のキー サーバーがライブラリに接続され、正しく機能している
ことを確認します。問題が発生した場合、ライブラリは RAS チケッ
トを生成します。
3 間隔
— 自動 EKM パス診断が有効にされている場合は、ライブラリ
が診断を行う間隔を選択してください。
4 テスト警告の閾値 —自動 EKM パス診断が有効にされている場合
は、RAS チケットの生成が必要となる不合格テストの連続回数を指
定します。
5 —
セキュア ソケット レイヤ (SSL):ライブラリと EKM キー サーバー間
の通信に SSL を有効にするには、
SSL Connection (SSL 接続) チェッ
ク ボックスをオンにします。この機能は、デフォルトでは無効に
なっています。SSL を有効にする場合、
プライマリおよびセカンダリ
キー サーバーのポート番号 (下記参照) が EKM キー サーバーで設定し
た SSL ポート番号と一致する必要があります。デフォルトの SSL
ポート番号は 443 です。
6
プライマリ キー サーバーのポート番号を Primary Key Server Port
Number (プライマリ キー サーバーポート番号)
テキスト ボックスに入力
します。デフォルトのポート番号は 3801 です (SSL が有効でない場
合)。SSL が有効な場合は、デフォルトのポート番号は 443 です。
注: SSL が有効または無効にかかわらず、キーは必ず暗号化
されてから EKM キー サーバーからテープ ドライブへ送
信されます。SSL を有効にすることにより、セキュリ
ティ強化を図ることができます。
注: ライブラリでポート番号の設定を変更する場合、EKM が
正常に動作するには、キー サーバーで一致するポート番
号に変更する必要があります。