Users Guide
第 8 章 ライブラリ管理暗号化
ライブラリ上の Dell Encryption Key Manager (EKM) の設定
Dell PowerVault ML6000 ユーザーズ ガイド 173
4 Apply (適用) をクリックします。
5 ライブラリの設定を保存します。
EKM パス診断の使用 8
EKM パス診断は、キー サーバーが稼動し、接続され、必要に応じて
キーを提供できることを検証する一連の小テストで構成されます。
キー サーバー設定またはライブラリ暗号化設定の変更時、およびテープ
ドライブの交換時には、手動 EKM パス診断を実行します。キー マネー
ジャー サーバーと通信する各ドライブに対して、テストを実行すること
が推奨されます。
診断は以下のテストから構成されています。
•
Ping — ライブラリとキー サーバー間のイーサネット通信リンクを検
証します。選択したテープ ドライブが存在するパーティションが
EKM サーバーの上書きを使用する場合、上書き IP アドレスがテス
トされます (
Setup (設定) > Encryption (暗号化) > Partition
Configuration (パーティションの設定) を参照)。パーティションが上書
きを使用しない場合は、デフォルト システムの IP アドレスがテス
トされます (
Setup (設定) > Encryption (暗号化) > System Configuration
(システム設定)
を参照)。
•
ドライブ — ライブラリ内のテープ ドライブのパス (ライブラリから
テープ ドライブ スレッドへの通信と、テープ ドライブ スレッドか
らテープ ドライブへの通信) を確認します。このテストを実行する
には、テープ ドライブがアンロードされ、使用可能な状態にあり、
オンラインである必要があります。テストに失敗すると、パスおよ
び設定テストは実行されません。
•
Path (パス) — キー サーバー上で EKM サービスが実行されているこ
とを検証します。
•
Config (設定) — キー サーバーが暗号化キーを提供できることを検証
します。
合格しないテストがあった場合は、以下の解決策を試してみた上で、テ
ストを再試行します。
注: ドライブ テストが失敗した場合、このテストを実行でき
ません。