Users Guide

9 ライブラリの実行
メディア操作の実行
Dell PowerVault ML6000 ユーザーズ ガイド 199
テープ ドライブのオンラ
インとオフライン 9
テープ ドライブのモードには、オンラインとオフラインの 2 モードがあ
ります。
オンラインテープ ドライブは使用可能な状態です。これはテープ
ドライブの通常の操作モードです。
オフラインテープ ドライブがホスト アプリケーションに対してオ
フラインで、ホスト アプリケーションによって開始されるカート
リッジのロードやアンロード (移動) 操作ができませんただし
ウェブ クライアントまたは操作パネルで開始される移動コマンドに
対しては使用可能な状態です。
操作によっては、テープ ドライブをオフラインにする必要があります。ラ
イブラリやパーティション全体ではなく、テープ ドライブだけをオフライ
ンにすると、ライブラリ操作の中断を最小限に抑えることができます。
ここでは、ホスト アプリケーションではなくライブラリのユーザー
インターフェイスを使ったテープ ドライブ モードの変更について説明
しますライブラリを使用してテープ ドライブ モードを変更すると
ホスト アプリケーションに影響する可能性があります詳細について
は、ホスト アプリケーションの説明書を参照してください。
テープ ドライブ モードの変更に関する詳細は、以下のとおりです。
デフォルトのテープ ドライブ モードはオンラインです。
アクセスを許可されたパーティションのテープ ドライブだけを選択
できます。
Online/Offline (オンライン/オフライン) ボタンがモード間で切り換わり
ます。
オフラインになると、オンラインに戻されるかライブラリが再起動
されるまで、テープ ドライブはオフラインのままです。ライブラ
を再起動するとオフラインのテープ ドライブはすべてオンライン
戻ります。
注: テープ ドライブをオフラインにしたときにカートリッジ
が既にテープ ドライブにある場合ホストはそのまま
テープのデータを読み取ったりテープにデータを書き
込んだりできます。