Users Guide
第 3 章 説明
前面パネルのコンポーネント
Dell PowerVault ML6000 ユーザーズ ガイド 21
アクセス ドア 3
アクセス ドアからライブラリの内部コンポーネントにアクセスできま
す。各 5U ライブラリ制御モジュール と 9U ライブラリ拡張モジュール
にはアクセス ドアが付いています。ライブラリからカートリッジを一括
ロード/アンロードする場合を除いて、このドアからライブラリにアク
セスする必要はありません。
アクセス ドアは I/E ステーションのドアによってロックされています。
アクセス ドアを開くには、最初に I/E ステーションのドアを開く必要が
あります。ライブラリにアクセスできないようにする場合は、I/E ス
テーションのドアをロックしてください。これはセキュリティ上の理由
からお勧めします。ドアをロックすると、権限のないユーザーがテープ
カートリッジにアクセスするのを防止できます。
I/E ステーションのドアは
Operations (操作) メニューのコマンドを使用し
てロック/アンロックできます。必要に応じて、I/E ステーションのドア
を手動でロック解除することもできます。詳細については、I/E
ステー
ションのロックとロック解除 ページの 210 を参照してください。
アクセス ドアが開いている場合は、ライブラリを使用できません。いず
れかのモジュールのアクセス ドアが開くと、進行中のモーション コマ
ンドがすべて停止し、ピッカーがライブラリの下までゆっくりと移動し
ます。アクセス ドアを閉じると、ライブラリはピッカーのメディアを元
のスロットに戻し、ライブラリ インベントリを実行します。
I/E ステーション 3
I/E ステーションでは、ライブラリの通常操作の中断を最小限に抑えな
がら、カートリッジのインポートとエクスポートができます。I/E ス
テーションは、5U ライブラリ制御モジュールの前面と 9U ライブラリ拡
張モジュールの前面にあります。5U I/E ステーションでは 6 つのカー
トリッジを挿入できます。9U I/E ステーションでは 12 のカートリッジ
を挿入できます。
I/E ステーションは、ライブラリ リソースの論理区域の一部 ( パーティ
ション) になることができ、ストレージとして構成することもできま
す。I/E ステーションはすべてのパーティションで共有されますが、I/E
ステーション スロットは、一度に 1 つのパーティションのみに所有され
注意: ロボットの操作中にアクセス ドアを開けないようにしてくだ
さい。ロボットが直ちに停止し、進行中の操作を完了できま
せん。