Users Guide
第 10 章 情報の取得 – ログ記録とレポート
ライブラリのログの表示、保存、電子メール送信
Dell PowerVault ML6000 ユーザーズ ガイド 224
• Command History Log (コマンド履歴ログ) — FC I/O ブレード搭載時の
み使用できます。このレポートを選択すると、レポートを実行する
FC I/O ブレードとデバイスを選択します。
Blade (ブレード) メニュー
には、ライブラリに搭載されているすべての FC I/O ブレード (複数
ある場合) が一覧になります。
Devices (デバイス) メニューには、選
択した FC I/O ブレードに関連付けられているデバイスが一覧にな
ります。レポートには、選択したデバイスから、選択したブレード
へのコマンドがすべて表示されます。ログ ファイルが最大サイズに
達したら、新しい情報が最も古い情報を置き換えます。
•
Cleaning Log (クリーニング ログ) — ファームウェア バージョン 520G
がインストールされてからライブラリに実行されたクリーニングが
すべて表示されます。ログ ファイルが最大サイズに達すると、新し
い情報が追加されるときに一番古い情報が置き換えられます。カン
マ区切り値 (csv) ファイルで以下の情報を提供します。
日時 (日付と時刻)、バーコード (クリーニング カートリッジのバー
コード)、テープ (クリーニング カートリッジの位置座標)、ドライブ
(クリーニングされたテープ ドライブの場所を示す位置座標)、状態 (合
格/不合格)、戻りコード (サービス使用のみ)、クリーニングの種類 (手
動、自動、MoveMedium)、期限切れ (テープの有効期限が切れてい
る場合や、クリーニングに誤ってデータ テープが使用された場合は
「無効」、適用外の場合は「-」)、使用回数 (クリーニングが完了し
なかった場合は「N/A」)、予約。
•
Slot Position Log (スロット位置ログ) — ライブラリ内の全スロットに
ついて最新情報が表示されます。カンマ区切り値 (csv) ファイルで各
スロットの以下の情報を提供します。
日付と時刻、スロットの種類 (ピッカー、ドライブ、ストレージ、
IE)、物体の有無(Y、N)、位置情報、X 位置 Y位置、角度情報、
X キャリブレーション オフセット、Y キャリブレーション オフセット。
•
RAS Tickets Log (RAS チケット ログ) — ライブラリの RAS チケットを
すべて記録します。ログ ファイルが最大サイズに達したら、新しい
情報が最も古い情報を置き換えます。