Users Guide

11 ライブラリとテープ ドライブのファームウェアの更新
ライブラリ ファームウェアのアップグレード
Dell PowerVault ML6000 ユーザーズ ガイド 230
ライブラリのファームウェアをアップグレードする前に、未解決のRAS
チケットをすべて終結しておくようお勧めします。Auto-Ticket Closure
(自動チケット終結) が有効になっていると、すべての RAS チケットが再
起動時に終結されてからファームウェアのアップグレードが行われます
(RAS
チケットを自動的に閉じる ページの 423 を参照)
アップグレードに失敗した場合に備えて、ライブラリ ファームウェアを
アップグレードする前に現在のライブラリ構成を保存しておくことをお
勧めします。ファームウェアのアップグレードが完了したら、ライブラ
リ構成を再保存してください。詳細についてはライブラリ設定の保存
と復元 ページの 428 を参照してください。
ライブラリのファームウェアのアップグレードなど、システムに大きな
変更を加える前に、ライブラリ情報のスナップショットを取っておくの
が懸命ですこのスナップショット ファイルは、テクニカル サポート
でライブラリのトラブルシューティングを行う際に役立つことがありま
す。詳細については、ライブラリ情報スナップショットの取り込み
ペー
ジの 424 を参照してください。
注意: 現在、ライブラリ ファームウェアのバージョン 320G.GS004
たは 400G.GS006 を使用している場合はファームウェアを
アップグレードする前に、まずライブラリ サービス ユーティ
リティをインストールして実行する必要があります。ライブ
ラリ サービス ユーティリティを最初に実行しないと、ファー
ムウェアのアップグレードが正常に完了しない可能性があり
ます。ライブラリ サービス ユーティリティとインストール手
順は、ファームウェア ダウンロード ファイルが格納されてい
.zip ファイルに入っています。
バージョン 320G.GS004 より前のライブラリ ファームウェア
を現在使用している場合は、バージョン 320G.GS004 または
400G.GS006 にアップグレードせずに、最新バージョンにアッ
プグレードしてください。最新バージョンでは、ライブラリ
サービス ユーティリティを実行する必要はありません。