Users Guide
第 3 章 説明
論理エレメントのアドレス指定について
Dell PowerVault ML6000 ユーザーズ ガイド 40
ションが複数のモジュールにまたがり、モジュール内のすべてのスロッ
トを使用しない場合、番号付けは複雑になります。
テープ カートリッジ スロットには、カートリッジが含まれているかど
うかにかかわらず、論理エレメントのアドレスが割り当てられます。
カートリッジそのものではなく、スロットのみに論理エレメントのアド
レスが指定されます。スロットの追加または削除、パーティションの追
加、削除、または変更、クリーニング スロットの追加または削除の際、
スロットのエレメント アドレスが変更されます。
I/E ステーション スロットは、パーティションとは別に番号が付けられま
す。番号付けは、I/E ステーション スロットが含まれている一番上のモ
ジュール内の一番上の I/E ステーション スロットから開始され、下に続
きます。この一番上のスロットのエレメント アドレスは 16 で、その下
は 17 になります。
クリーニング スロットは、システムのパーティションに属し、ホストには
レポートされません。クリーニング スロットはスキップされるため (論
理エレメントのアドレスは指定されません)、クリーニング スロットを
追加または削除すると、パーティション内のすべてのスロットは再度番
号付けされます。
通常、ホスト ソフトウェアは、スロットの論理エレメントのアドレスが
変更されても簡単に認識します。次にホストが READ ELEMENT
STATUS コマンドを発行する際、新しい番号が処理され、全てのスロッ
ト アドレスが再計算されます。
単一パーティション搭載の 14U ライブラリにおけるエレメントのアドレ
ス指定の簡単な例は、図
12 ページの 41 を参照してください。