Users Guide
第 13 章 トラブルシューティング
設置検証テストの使用
Dell PowerVault ML6000 ユーザーズ ガイド 452
• ドライブ は、ライブラリ ドライブ上で機能テストを実行します。ド
ライブ テストの所要時間は、ドライブ 1 台につき 15 分です。
•
ツアーは、スクラッチ データ カートリッジをライブラリの端から端
まですべてのストレージ スロットを移動します。ライブラリの上端
と下端スロットもスキャンします。ツアーの所要時間は 5 分です。
IVT サブテストの実行に関する詳細は、以下のとおりです。
• デフォルトでは、すべての IVT サブテストが事前に選択されていま
す。テストをこの IVT の実行から除外するには、サブテスト名の隣
のチェック ボックスをクリアしてください。IVT の実行準備が整っ
たら、
Apply (適用) を選択します。
• ロボット、ドライブ、ツアーのサブテストではそれぞれ、テストを
開始する前にスクラッチ データ カートリッジを用意する必要があり
ます。これらのいずれかのサブテストを選択すると、スクラッチ
データ カートリッジ を一番上の I/E ステーション スロットに挿入
するように指示されます。I/E ステーションを閉じると、
Manual
Cartridge Assignment (カートリッジの手動割り当て)
設定が操作パネル
の
System Settings (システム設定) 画面 (Tools (ツール) > System Settings
(システム設定)
) で有効になっている場合は、操作パネルに Assign I/E
(IE の割り当て)
画面が表示されます。新しいスクラッチ データ カー
トリッジを
System (システム) パーティションに割り当て、Apply (適
用)
を選択します。
• ドライブ サブテストは、スクラッチ データ カートリッジとメディ
アの種類が同じテープ ドライブのみをテストします。たとえば、ス
クラッチ データ カートリッジが LTO-3 であれば、LTO-3 でない
テープ ドライブはすべてドライブ テストから除外されます。ライブ
ラリ内のテープ ドライブが異なるメディアの種類である場合、各
テープ ドライブのメディアの種類ごとに別のスクラッチ データ
カートリッジを使用して複数回ドライブ テストを実行する必要があ
ります。
• サブテストに必要なリソース (スクラッチ データ カートリッジなど)
がない場合、そのサブテストに失敗します。
•IVT は、ライブラリのインベントリから開始します。インベントリ
は、テスト結果と一緒に IVT ログに記録されます。
•IVT の結果を表示するには、
Library Test Progress (ライブラリ テスト
進行状況) 画面で Details (詳細) を選択します。IVT の実行中にテスト結
果を表示できますが、完了したテストの結果しか表示されません。