Users Guide
第 13 章 トラブルシューティング
ロボットの診断
Dell PowerVault ML6000 ユーザーズ ガイド 459
• 高速読み取り/書き込みテスト — 各スクラッチ テープの 4 つのデータ
セクション内の 2 ラップ分のデータを読み書きします。テスト中、
ドライブはスクラッチ テープ上のデータを上書きします。
•
メディア テスト — テープ カートリッジ内のメディアの損傷が疑われ
る場合にこのテストを実行します。通常、メディアの損傷はテープ
の縁から起こるので、このテストではテープの全長にわたり、両縁
の 2 つの外側データ バンドのそれぞれ 2 ラップ分に読み取りと書き
込みのテストを実行します。このテストでは、疑わしいカートリッ
ジを一番上の I/E ステーション スロットに挿入してください。その
カートリッジ上のデータは上書きされます。
メディア テストは操作パネルでは実行できません。正しい画面を開くに
は、以下の操作を行います。
• ウェブ クライアントから、
Tools (ツール) > Diagnostics (診断)> Drives
(ドライブ) > Media Tests (メディア テスト) を選択します。
ロボットの診断
ロボットの診断は、現在 Get/Put テストのみです。
Get/Put テスト
13
Get/Put テストでは、ロボットが 1 つのテープ カートリッジを一番上の
I/E ステーション スロットから取り外して、そのテープ カートリッジを
元のスロットに戻す操作が行われます。このテストを実行する場合、
テープをライブラリの一番上の I/E ステーション スロットに挿入する必
要があります。
ロボットテストは、操作パネルでは実行できません。正しい画面を開く
には、以下の操作を行います。
• ウェブ クライアントから、
Tools (ツール) > Diagnostics (診断) >
Robotics (ロボット) > Robotics Get/Put Test (ロボットの Get/Put テスト)
を選択します。