Users Guide
Dell PowerVault ML6000 ユーザーズ ガイド PO
付録 B
BTapeAlert フラグの説明
TapeAlert は、ストレージ デバイスとそのメディアのエラーにフラグを
付けて解決法を提供するオープンな業界標準です。このセクションで
は、識別番号、重大度、推奨メッセージ、考えられる原因など、テープ
ドライブで発行される TapeAlert のフラグの内容について説明します。
表
16 では重大度コードについて説明し、表 17 では TapeAlert の既存の
フラグとその説明を一覧にします。
サポートされている TapeAlert のフラグは、テープ ドライブの種類と
ファームウェアのリビジョンによって異なります。すべてのテープ ドラ
イブがすべての TapeAlert をサポートしているとは限りません。詳細に
ついては、テープ ドライブの SCSI マニュアルを参照してください。
TapeAlert の詳細は、http://www.t10.org/index.html
の『INCITS SCSI
Stream Commands - 3 (SSC-3)』を参照してください。
表 16 TapeAlert フラグの重大
度コード
I
情報。
W
警告 — システムが最適に動作していない可能性がありま
す。修正措置を取らずに運用を続けると、エラーが発生した
り、TapeAlert フラグの重大度が上がる場合があります。
C
重大 — エラーが既に発生しているか、間近に迫っていま
す。修正措置が必要です。