Users Guide
第 5 章 ライブラリの設定
I/E ステーション スロットの設定
Dell PowerVault ML6000 ユーザーズ ガイド 86
I/E ステーション スロットの設定
通常のライブラリ操作を中断することなく、I/E ステーション スロット
を使用してテープ カートリッジをライブラリにインポートしたり、ライ
ブラリからエクスポートしたりできます。
Setup Wizard (セットアップ
ウィザード): I/E Station (セットアップ ウィザード:I/E ステーション)
画面
で、I/E ステーション スロットを設定できます。管理者は、操作パネル
またはウェブ クライアントからもこれらのスロットを設定できます。
各 5U ライブラリ制御モジュールには、6 つの I/E ステーション スロッ
ト、各 9U ライブラリ拡張モジュールには 12 の I/E ステーション ス
ロットが含まれています。ライブラリ構成でサポートされる I/E スロッ
ト数は、最小が 5U ライブラリの 6、最大が 41U ライブラリ構成の 54 で
す。I/E ステーションのスロット数をゼロに設定し、I/E ステーション
のすべてのスロットをテープ カートリッジの収納に使うこともできま
す。I/E ステーション スロット数をゼロに設定する手順については、
I/E
ステーション スロット数をゼロに設定 ページの 88 を参照してくだ
さい。
各 I/E ステーション (6 スロットまたは 12 スロット) は、独立した 1 つの
ユニットとして構成されています。I/E ステーションを構成するとき、
I/E ステーション内のすべてのスロットを同様に構成します。すなわ
ち、すべてをストレージとして構成するか、すべてを I/E スロットとし
て構成します。
ライブラリが 1 台の ML6010 CM で構成されている場合は、6 つの I/E
ステーション スロットすべてを、ストレージまたは I/E ステーション
スロットとして構成する必要があります。ML6020 CM は、5U ライブラ
リ制御モジュール (I/E ステーション スロット× 6 を装備) と 9U ライブ
ラリ拡張モジュール (I/E ステーション スロット× 12 を装備) で構成され
ています。9U ライブラリ拡張モジュールの 12 スロットはすべて、I/E
ステーション スロットまたはストレージ スロットとして同様に構成す
る必要があります。したがって、ML6020 CM は最小 6、最大 18 の専用
I/E ステーション スロットを格納できます。表
4 は、1 台のライブラリ
で使用可能な I/E ステーション スロットの数をライブラリの基本構成す
べてについて示しています。