Deployment Guide
導入ガイド 13
ディスクデフラグ
ディスクデフラグは、ローカルボリュームの分析に加え、断片化された
ファイルやフォルダを検出して統合するために使用します。
ディスクの管理
ディスクの管理は、ディスクとボリュームまたはその中のパーティション
の管理に使用します。ディスクの管理を使用して、ディスクの初期化、
ボリュームの作成、ボリュームのフォーマットが可能です。
DFS 管理
Windows Unified Data Storage Server 2003
の分散ファイルシステム
(
DFS
)ソリューションでは、ファイルへのアクセスが簡易化され、
フォールトトレラントになっているほか、ワイドエリアネットワーク
(
WAN
)フレンドリーなレプリケーションが提供されています。
DFS
は次
の
2
つのテクノロジで構成されています。
•
DFS
名前空間
―
DFS
名前空間を使用して、管理者は、複数のサー
バーに置かれている共有フォルダをグループ化し、名前空間と呼ば
れるフォルダの仮想ツリーとしてユーザーに示すことができます。
名前空間には、データ可用性の増加、負荷分散、データ移行の簡易
化などの利点があります。
•
DFS
レプリケーション
―
ファイルレプリケーションサービス(
FRS
)
の後継機能である
DFS
レプリケーションは、スケジュール設定や帯
域幅調整をサポートする、ステートベースのマルチマスターレプリ
ケーションエンジンです。
DFS
レプリケーションでは、リモート差分
圧縮(
RDC
)と呼ばれる圧縮アルゴリズムが使用されています。
RDC
は、帯域幅の限定されたネットワークを介してファイルをアップ
デートできるプロトコルです。
RDC
は、ファイル内のデータの挿入、
削除、再配列を検出するため、
DFS
レプリケーションはファイルの
アップデート時に差分のみを複製することができます。