Owners Manual

注意: システムの正常な冷却状態を維持するために、メモリモジュールを取り付けないメモリソケットに
は、メモリモジュールのダミーカードを取り付ける必要があります。メモリを取り付けるために必要な
場合以外は、ダミーカードを取り外さないでください。
1.
接続されているすべての周辺機器を含むシステムの電源を切り、システムをコンセントおよび周辺機器
から外します。
2.
システムカバーを開きます。
3.
冷却用エアフローカバーを取り外します。
4.
メモリモジュールソケットの位置を確認します。
5.
メモリモジュールソケットのイジェクタを押し下げて外し、メモリモジュールをソケットに挿入できる
ようにします。メモリモジュールダミーがソケットに取り付けられている場合は、ダミーを取り外しま
す。
メモ: 取り外したメモリモジュールダミーは、将来使用するために保管しておきます。
注意: メモリモジュールはカードの端のみを持ちます。端以外の部分には絶対に触れないでください。
6.
メモリモジュールソケットの位置合わせキーにメモリモジュールのエッジコネクタを合わせ、ソケット
にメモリモジュールを差し込みます。
メモ: メモリモジュールソケットには位置合わせキーがあり、メモリモジュールは一方向にしか取り付け
られません。
7.
ソケットレバーがロック位置に固定されるまで、メモリモジュールを両手の親指で押し下げます。
メモリモジュールがソケットに適切に装着されると、メモリモジュールソケットのレバーがメモリモジ
ュールが装着されている別のソケットのレバーと同じ位置に揃います。
8. 手順 47 を繰り返して、残りのメモリモジュールを取り付けます。
9.
冷却用エアフローカバーを取り付けます。
10.
システムカバーを閉じます。
11.
システムおよびシステムに接続されているすべての周辺機器をコンセントに接続し、電源を入れます。
12. <F2> を押してセットアップユーティリティを起動し、メモリ設定を確認します。
システムは新しく増設したメモリを認識して値を変更済みです。
13. 値が正しくない場合、1 つ、または複数のメモリモジュールが適切に取り付けられていない可能性があ
ります。本手順の手順 47 を繰り返して、メモリモジュールがそれぞれのソケットにしっかりと装着さ
れていることを確認してください。
14. 適切な Diagnostics(診断)テストを実行します。詳細については、「システム診断プログラムの実行」
参照してください。
ハードディスクドライブ
全てのハードディスクドライブは、ハードディスクドライブバックプレーンを介してシステム基板に接続さ
れます。ハードディスクドライブは、ハードディスクドライブスロットに収まるホットスワップ対応ハード
ディスクドライブキャリア内に設置されます。
注意: システムの動作中にドライブを取り付けたり取り外したりしようとする前に、ストレージコントロ
ーラカードのマニュアルを参照して、ホットスワップ対応ドライブの取り外しと挿入をサポートするよ
うに、ホストアダプタが正しく設定されていることを確認します。
注意: ハードディスクドライブのフォーマット中は、システムをオフにしたり再起動しないでください。
ハードディスクドライブ故障の原因になる場合があります。
メモ: ハードディスクドライブバックプレーンとの使用がテストおよび承認済みのハードディスクドラ
イブのみを使用してください。
ハードディスクドライブをフォーマットするときは、フォーマットの完了に十分な時間を取ってください。
大容量ハードディスクドライブでは、フォーマットに数時間かかる場合があることに注意してください。
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