Manual instruction

159
ja
危険粉じんの取り扱い
本工具を使用して工作物を加工すると、危険な粉じん
が発生することがあります。
岩石含有物質、塗料溶剤、木材保護剤、船舶用防汚材
のアスベスト、アスベスト含有物質、鉛含有塗料、金
属、一部の木材、鉱物、ケイ素粒子等の粉じんと接触
したり、これらを吸引するとアレルギー反応、気管支
炎、癌、不妊の原因となる場合があります。 粉じんの
吸引によるリスクは暴露状態に依存します。 発生する
粉じんに適した吸じん方法、防護具を使用し、作業場
の換気を充分に行ってください。 アスベスト含有材の
加工は専門家にご依頼ください。環境によっては、木
粉じんや軽金属粉じん、研磨粉じんおよび化学材の高
温混合気が引火または爆発の原因となることがありま
す。 粉じん容器の方向への火花飛散、電動工具や研磨
物の過剰加熱を回避してください。粉じん容器内の粉
じんは適時に除去してください。物質メーカーの加工
指示および加工材に定められた各国の規定に従ってく
ださい。
取り扱いにあたっての注意
正転・逆転切り替えスイッチおよびギア選択スイッチ
の操作は必ずモーターが停止した状態でおこなってく
ださい。
ギア切替スイッチは必ず完全にずらしてください。こ
れを怠ると、本体が故障する恐れがあります。
電動工具が高熱になりすぎると、ハンドルの
LED ラン
プが点滅します。
過負荷状態になると、電導工具のスイッチが切れます。
運搬時などに電動工具が不意に作動しないよう、正
転・逆転切り替えスイッチを中央位置にしてください。
トルクセッティング
工場出荷時、同工具は小〜中サイズのネジ用として設
定されています。
バッテリーの取り扱い
バッテリーは FEIN 充電器のみを使用して保管、作動、
充電させてください。作動温度範囲は
C 4C
(4F 11F)
を保ってください。充電プロセスの開
始時は、バッテリーの温度がバッテリー作動温度範囲
内にあるようにしてください。
実際のバッテリー充電状況 (パーセント表示)は電動
工具のモーターが停止した状態でのみ表示されます。
バッテリーが極度に放電されることが予測されると、
モーターが自動停止します。
メンテナンスおよび顧客サービス
過度な環境条件下で金属材料を加工すると、
電動工具内部に誘電性を持つ粉じんが溜まる
ことがあります。 このため、電動ツールの通気孔から
乾燥したオイルフリーエアーを頻繁に吹き付けて、内
部の粉じんを除去してください。
アスベストと接触した製品は修理に出さないでくださ
い。アスベストで汚染された製品は、各国に適用され
ているアスベスト含有廃棄物の処理の既定に従って処
分してください。
この電動工具に適用される最新の交換パーツリストは、
インターネットサイト
www.fein.com をご覧ください。
以下の部品は、必要に応じてお客様ご自身で交換して
いただけます :
先端工具、バッテリー , ベルトフック、ビット収納箱、
ドリルチャック
(ASCM12 (**))
保証
製品保証に関しては、本製品が販売される国で定めら
れた法的規定が適用されます。 さらに
FEIN 社の保証内
容に従い、保証が適用されます。
本電動工具の標準付属品には、本取扱説明書に記載ま
たは図示されたアクセサリーの一部のみが含まれるこ
とがあります。
準拠宣言
CE 宣言は、 欧州連合および EFTA (European Free
Trade Association)
の加盟国、および EU 市場または
EFTA 市場向け製品のみを対象として適用されます。
EU 市場で製品を販売する際には、UKCA マーキングは
その効力を失います。
UKCA 宣言は、 イギリス ( イングランド、ウェールズ、
スコットランド、およびイギリス市場向け製品のみを
対象として適用されます。イギリス市場で製品を販売
する際には、CE マーキングはその効力を失います。
FEIN 社は、本製品が本取扱説明書の最終頁に記載され
た一連の基準に準拠していることを宣言します。
技術資料発行者:
C.& E. Fein GmbH,
D-73529 Schwäbisch Gmünd
環境保護、処分
梱包資材、使用済みの電動工具およびアクセサリーは、
環境にやさしい資源リサイクルのために分別してくだ
さい。
バッテリーは必ず完全放電した状態で分別回収用とし
て処分してください。
バッテリーが完全放電されていない場合には、短絡予
防措置としてコネクター部に接着テープを貼り、絶縁
してください。
LED 表示 意味 措置
1–4個の緑
LED
充電状態率 運転
赤色の継続
点灯光
バッテリーが
ほぼ空になっ
ています
バッテリーを充電して
ください
赤色の点滅
バッテリーが
使用可能な状
態にありませ
バッテリーの温度を作
動可能温度にし、充電
してください