User's Manual

TiX520, TiX560
ユーザーズ・マニュアル
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[Settings (
設定
)]
メニュー
[Settings (設定)] メニューでは、温度測定の単位、保存す
るデータのファイル形式、「保存先」の選択、自動オフ設
定、WiFi および Bluetooth の設定、日付、時刻、ローカラ
イズ、言語など、ユーザーの基本設定を行います。 この
メニューには、モデル番号、シリアル番号、ファームウェ
ア・バージョンなど、本器に関する情報を表示するセクシ
ョンもあります。 証明書およびライセンスはこのメニュ
ーから利用できます。
単位
温度の単位を変更するには、次の手順に従います:
1. [Settings (設定)] > [Units (単位)] に進みます。
2.
/ を押して、オプションをハイライトします。
3. を押して、オプションを設定します。
ファイル形式
データは内部メモリー、Micro SD メモリー・カード、ま
たは USB フラッシュ・メモリー・デバイスにさまざまな
ファイル形式で保存できます。 選択できる画像形式
は、.bmp.jpg.is2 です。 これらの選択は、本器をオフ
またはオンにしても保持されます。
ファイル形式を変更するには、次の手順に従います:
1. [Settings (設定)] > [File Format (ファイル形式)] に進
みます。
2.
/ を押して、オプションを選択します。
3. を押して、オプションを設定します。
.is2 ファイル形式で保存された画像では、すべてのデータ
が単一のファイルに統合されており、付属の SmartView
ソフトウェアを使用して柔軟に分析や修正を実行できます。
このファイル形式を使用すると、赤外線画像、放射測定温
度データ、可視画像、音声注釈、IR-PhotoNotes™ 写真注
釈システムからの写真を 1 箇所に集約できます。
ファイルの解像度をできるだけ大きく、サイズをできるだ
け小さくし、修正の必要がない場合には、.bmp ファイル
形式を選択します。 ファイルのサイズをできるだけ小さ
くし、修正の必要がなく、画質と解像度がそれほど重要で
ない場合には、.jpg ファイル形式を選択します。
.bmp ファイルと .jpg ファイルは、ほとんどの PC および
MAC システムで特別なソフトウェアを使用せずに開くこ
とができます。 これらのファイル形式では、完全な分析
や修正は実行できません。
.is2 ファイル形式は、電子メールで送信し、SmartView
Fluke Connect ソフトウェアを使用して開くことができま
す。 このファイル形式では、汎用性が最も高くなります。
解析とレポート作成に使用できる無料の SmartView ソフ
トウェアをダウンロードする方法については、Fluke
Web サイトをご覧ください。