Owners Manual

Table Of Contents
日本
3
針先と点 A が一致する位置に、カートリッ
ジの取り付け位置を微調整する。
カートリッジとヘッドシェルの位置関係は、「カー
トリッジの取り付けについて」を参照してください。
4
カートリッジ調整ゲージと
トーンアームを
動かして、針先を点 B の位置に移動させる。
5
ヘッドシェルが基準線と平行になっていれ
ば次の手順へ、平行になっていなければ下
図を参考に手順2から調整をやり直す。
オーバーハングが大きい。
カートリッジを内側へ移動させる。
オーバーハングが小さい。
カートリッジを外側へ移動させる。
6
カートリッジの位置がずれないように気
を付けながら、しっかりとネジを締めて
固定する。
7
トーンアームのバランス、針圧の調整を
行う。
74 ページの「トーンアームのバランス、針圧
の調整」の手順に従ってください。
トーンアームリフターの調整
本機のトーンアームリフターの高さは、付属のカート
リッジに合わせて調整されています。
他のカートリッジに交換したとき、トーンアームリフ
ターを下げても、針がレコード盤に届かないことや、トー
ンアームリフターを上げても、針がレコード盤から十分
離れない場合があります。その場合は、トーンアームリ
フターの高さを調整してください。
トーンアームリフターの高さをチェック
する
以下の状態をレコードの内周と外周でチェックしてくだ
さい。
トーンアームリフターを下げた状態でトーンアームと
トーンアームリフターとの間に隙間があること。
o
トーンアームがトーンアームリフターと接触するこ
とがあるときは、トーンアームリフターの高さを下
げてください。
トーンアームリフターを上げた状態でレコード盤から針
先が離れていること。
o
カートリッジの針とレコードが接触することがある
ときは、トーンアームリフターの高さを上げてくだ
さい。
トーンアームリフターの高さを変える
トーンアームリフターは、下図に示す位置のネジによっ
て高さ方向の位置を固定しています。
高さ調節ネジ穴
1
付属の 1.5mm の六角レンチを高さ調節
ネジ穴に差し込み、反時計方向に回して
ネジを緩める。
2
トーンアームリフターの高さを調節後
六角レンチを高さ調節ネジ穴に差し込み、
時計方向に回してトーンアームリフター
の位置を固定する。
o
トーンアームリフターの上下方向の移動量は調
節できません。
3
トーンアームリフターの高さを調節した
、先の説明に従って、トーンアームリ
フターの高さをチェックする。
困ったときは
本機の調子がおかしいときは、修理を依頼される前に以
下の内容をもう一度チェックしてください。また、本機
以外の原因も考えられますので、接続した機器の使用方
法も併せてご確認ください。
それでも正常に動作しない場合は、お買い上げの販売店
またはティアック修理センター ( 裏表紙に記載 ) にご連
絡ください。
電源が入らない
e
AC アダプターをコンセントに差し込んでくださ
。電源ボタンを押して電源をオンにしてくださ
い。(76 ページ )
音が小さい
e
接続を確認してください。(76 ページ )
取り付けたカートリッジの種類 (MM、または.
MC) に合わせて、適切な PHONO 入力端子に接続
してください。
機器によっては、設定によって PHONO 入力端子
MM 用と MC 用に切り換える場合もあります。
詳しくは、お使いの機器の取扱説明書を参照してく
ださい。
再生できない、雑音が入る
e
カートリッジの保護カバーを外してください。
e
レコード針をクリーニングしてください77
ページ )
e
レコード針が摩耗していたら、交換してください。
e
テレビや電子レンジなど、電磁波を出すものからは
できるだけ離して設置してください。
レコード再生中にノイズが出る
e
針圧がカートリッジ指定の針圧より高いとノイズ
が出ることがあります。指定の針圧になるように針
圧の調整をやりなおしてください。(74 ページ )
音程がおかしい
e
レコードにあった回転速度を選んでください
(76 ページ )
音飛びする
e
震動を与えると音飛びします。本機は安定した場所
に設置してください。
e
レコードが汚れている場合は、レコードを拭いてく
ださい。
e
傷が付いたレコードは使わないでください。
e
トーンアームのバランスをとって、針圧を設定し直
してください。(74 ページ )
針圧がカートリッジ指定の針圧より軽いと、音飛び
しやすくなります。
e
トーンアームがトーンアームリフターと接触して
いないか確認してください。(79 ページ )
79