Owners Manual
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4-5. 運転支援装置について
■ システムの作動条件
プリクラッシュセーフティシステムが ON で、前方の車両や歩行者と衝突の可能
性が高いとシステムが判断したときに作動します。
各機能の作動速度は次のとおりです。
● 衝突警報
・ 自車速度約 10 ∼ 180km/h(検出対象が歩行者のときは、自車速度約 10
∼ 80km/h)
・ 自車から見た前方の車両や歩行者との相対速度約 10km/h 以上
● プリクラッシュブレーキアシスト
・ 自車速度約 30 ∼ 180km/h(検出対象が歩行者のときは、自車速度約 30
∼ 80km/h)
・ 自車から見た前方の車両や歩行者との相対速度約 30km/h 以上
● プリクラッシュブレーキ
・ 自車速度約 10 ∼ 180km/h(検出対象が歩行者のときは、自車速度約 10
∼ 80km/h)
・ 自車から見た前方の車両や歩行者との相対速度約 10km/h 以上
ただし、次のときシステムは作動しません。
● 補機バッテリー端子を脱着したあと、しばらく走行するまでのあいだ
● シフトレバーが R のとき
● VSC が OFF のとき(衝突警報のみ作動可能状態になります)
● PCS 警告灯が点滅または点灯しているとき
■ 歩行者検出について
■ プリクラッシュブレーキの作動解除
プリクラッシュブレーキの作動中に次の操作をすると、プリクラッシュブレーキ
の作動が解除されます。
● アクセルペダルを強く踏み込む
● ハンドルを大きくきる、またはすばやく操作する
知識
対象となる歩行者の大きさ・輪郭・動きなど
から検出します。
周囲の明るさや、歩行者の動き・姿勢・角度
などによっては、歩行者を検出できず、シス
テムが正常に作動しないおそれがあります。
(→ P. 214)