Owners Manual

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4-5. 運転支援装置について
通信利用型レーダークルーズコントロールについて
本機能によって、車間制御モードの速度や車間距離設定が変更されることはあ
りません。
先行車が通信利用型レーダークルーズコントロールに対応していないときは
本機能は作動しません。
先行車や周囲の車両の走行状態によっては、スムーズな追従走行が行われない
場合や、自車の速度や先行車との車間距離に影響がおよぶ場合があります。必
要に応じてブレーキ・アクセルを操作してください。
通信利用型レーダークルーズコントロールが作動しないおそれがある状況
次の状況では、通信利用型レーダークルーズコントロールが作動しない、または
通信利用型レーダークルーズコントロールから車間制御モードに切りかわる場
合があります。
先行車との通信が途絶したとき
センサーが先行車を誤って検知したとき
トンネルやビル街などで、自車または先行車の GPS 受信状態や通信状態が悪化
しているとき
雪道などスリップしやすい路面を走行しているとき
急な坂道を走行しているとき
追従していた先行車が車線変更などで離脱したとき
通信していた先行車との間に、通信利用型レーダークルーズコントロールに対
応していない車両が割りこんできたとき
定速制御モードの自動解除
次のとき、自動的に定速制御モードが解除されます。
設定速度より車速が約 16km/h 以上低下したとき
車速が約 40km/h 以下になったとき
VSC が作動したとき
TRC が一定時間作動したとき
TRC または VSC OFF にしたとき
プリクラッシュブレーキが作動したとき
その他の理由で定速制御モードが自動解除されるときは、システムが故障してい
る可能性があります。トヨタ販売店にご相談ください。