Owners Manual

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6-2. 簡単な点検・部品交換
低偏平タイヤの空気圧点検(18 インチタイヤ装着車)
低偏平タイヤは、走行性能を優先したタイヤです。特に空気圧は定期的に点検し
てください。2 週間に 1 (最低でも 1ヶ月に 1 回)または長距離ドライブの
前には、必ず空気圧を点検してください。
タイヤ空気圧警報システムが正常に働かないおそれのある状況
次の場合は、タイヤ空気圧警報システムが正しく作動しない場合があります。
純正ホイール以外を使用したとき
純正装着タイヤ以外に交換したとき
指定サイズ以外のタイヤに交換したとき
タイヤチェーンなどを装着しているとき
中子式ランフラットタイヤを装着しているとき
電波を遮断するフィルムがウインドウに貼り付けられているとき
車両(特にホイール・ホイールハウスの周辺)に多くの雪や氷などが付着し
ているとき
タイヤ空気圧が指定空気圧より極端に高いとき
タイヤ空気圧警報バルブ/送信機を搭載していないホイールを使用している
とき
タイヤ空気圧警報バルブ/送信機の ID がタイヤ空気圧警報コンピューター
に登録されていないとき
次の場合は正しい性能が確保できない場合があります。
近くにテレビ塔や発電所・ガソリンスタンド・放送局・大型ディスプレイ・
空港など、強い電波やノイズの発生する場所にいるとき
無線機や携帯電話・コードレス式電話などの無線通信機器が車両付近にある
とき
電波状況によってタイヤ位置情報が正しく表示されない場合は、走行して電波
状況がかわることで正しく表示されることがあります。
停車時は警報開始・警報解除までの時間が長くなる場合があります。
タイヤが破裂(バースト)したときなど、空気圧が急激に変化したときは、警
報できない場合があります。
初期化操作について
必ず指定空気圧に調整した上で初期化してください。
なお、空気圧の調整および初期化操作は、タイヤが冷えた状態で行ってくださ
い。
初期化中にパワースイッチをOFFにしてしまった場合は、次回ONモードにした
とき、自動的に初期化処理が再開されるため、あらためてリセットスイッチを
押し直す必要はありません。
初期化の必要がない状態で誤ってリセットスイッチを押してしまったときは
タイヤが冷えている状態で指定空気圧に調整し、再度初期化操作を行ってくだ
さい。