Owners Manual

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6-2. 簡単な点検・部品交換
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タイヤ空気圧警報システムの警報作動について
タイヤ空気圧警報システムの警報は走行状況によってかわります。このため、タ
イヤ空気圧が低いレベルに達してしないときや、初期化したときのタイヤ空気圧
より高いときでも、警報が作動することがあります。
タイヤ空気圧警報システムの初期化がうまくいかないとき
通常 2、3 分で終了します。ただし、次の場合は、初期化されておらずシステム
が適切に働かないおそれがありますので、初期化し直してください。それでもう
まくいかないときは、トヨタ販売店にて点検を受けてください。
スイッチ操作時に警告灯が3回点滅しない場合(走行中は初期化を受け付けませ
ん)
初期化してから約 10 分走行したあと、タイヤ空気圧警告灯が約 1 分間点滅後点
灯した場合
警告
点検・交換時の警告
必ず次のことをお守りください。
お守りいただかないと、駆動系部品の損傷や不安定な操縦特性により、重大な
傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
タイヤはすべて同一メーカー同一銘柄同一トレッドパターンで、摩耗差の
ないタイヤを使用する
メーカー指定サイズ以外のタイヤやホイールを使用しない
ラジアルタイヤバイアスベルテッドタイヤバイアスプライタイヤを混在使
用しない
サマータイヤ・オールシーズンタイヤ・冬用タイヤを混在使用しない
異常があるタイヤの使用禁止
異常があるタイヤをそのまま装着していると、走行時にハンドルをとられたり、
異常な振動を感じることがあります。また、次のような事態になり、思わぬ事
故につながるおそれがあり危険です。
破裂などの修理できない損傷を与える
車両が横すべりする
車両の本来の性能(燃費・車両の安定性・制動距離など)が発揮されない