Owners Manual

435
7-2. 緊急時の対処法
7
警告
補機バッテリーの引火または爆発を防ぐために
補機バッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあり危険
ですので、火や火花が発生しないよう、次のことをお守りください。
ブースターケーブルは正しい端子以外に接続しない
+端子に接続したブースターケーブルの先を付近のブラケットや未塗装の金
属部に接触させない
ブースターケーブルは+側と−側の端子を絶対に接触させない
補機バッテリー付近では、喫煙したりマッチやライターなどで火を起こさない
補機バッテリーの取り扱いについて
補機バッテリー内には有毒で腐食性のある酸性の電解液が入っており、また関
連部品には鉛または鉛の混合物を含んでいるので、取り扱いに関し、次のこと
を必ずお守りください。
補機バッテリーを取り扱うときは保護メガネを着用し、液(酸)が皮膚・衣
服・車体に付着しないようにする
必要以上、顔や頭などを補機バッテリーに近付けない
誤ってバッテリー液が体に付着したり目に入ったりした場合、ただちに大量の
水で洗い、すぐに医師の診察を受ける
また、医師の診察を受けるまで、水を含ませたスポンジや布を患部にあててお
誤ってバッテリー液を飲み込んだ場合、多量の水を飲んで、すぐに医師の診察
を受ける
補機バッテリーの支柱ターミナルその他の関連部品の取り扱い後は手を洗
お子さまを補機バッテリーに近付けない
補機バッテリーあがりの処置をしたあと
早めにトヨタ販売店で補機バッテリーの点検を受けてください。
補機バッテリーが劣化している場合、そのまま使い続けると補機バッテリーか
ら異臭ガスが発生し、乗員に健康障害をおよぼすおそれがあり危険です。
補機バッテリーの交換について
P. 322