I/O RACK RPio622 取扱説明書 AUDIO INTERFACE JA
The above warning is located on the rear of the unit. L’avertissement ci-dessus est situé sur l’arrière de l’unité. Explanation of Graphical Symbols Explication des symboles The lightning flash with arrowhead symbol within an equilateral triangle is intended to alert the user to the presence of uninsulated “dangerous voltage” within the product’s enclosure that may be of sufficient magnitude to constitute a risk of electric shock to persons.
PA-6 1/3 安全上のご注意 必ずお守りください 警告 電源 / 電源コード ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使 電源コードが破損するようなことをしない。 用いただき、お客様やほかの方々への危害や財産へ • ストーブなどの熱器具に近づけない の損害を未然に防止するためのものです。必ずお守 りください。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見ら れる所に必ず保管してください。 禁止 警告 「死亡する可能性または重傷を 負う可能性が想定される」内容 です。 • 傷つけない • 電源コードに重いものをのせない 感電や火災の原因になります。 電源はこの機器に表示している電源電圧で 使用する。 「警告」と「注意」について 誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容 を、危害や損害の大きさと切迫の程度を区分して掲載 しています。 • 無理に曲げない 誤って接続すると、感電や火災のおそれがあります。 必ず実行 電源コードは、必ず付属のものを使用する。 また、付属の電源コードをほかの製品に使 用しない。 必ず実行 故障、発熱、火災などの原因になります。 ただし、
PA-6 2/3 そのまま使用を続けると、感電や火災、または故障 分解禁止 のおそれがあります。至急、お買い上げの販売店ま たは巻末のヤマハ修理ご相談センターに点検や修理 この機器の内部を開けたり、内部の部品を 分解したり改造したりしない。 をご依頼ください。 感電や火災、けが、または 禁止 この機器を落とすなどして破損した場合は、 すぐに電源を切り、電源プラグをコンセン トから抜く。 故障の原因になります。異 常を感じた場合など、点検 や修理は、必ずお買い上げ の販売店または巻末のヤマ 必ず実行 感電や火災、または故障のおそれがあります。至急、 ハ修理ご相談センターにご お買い上げの販売店または巻末のヤマハ修理ご相談 依頼ください。 センターに点検をご依頼ください。 水に注意 注意 • この機器の上に花瓶や薬品など液体の 入ったものを置かない。 禁止 • 浴室や雨天時の屋外など湿気の多いとこ ろで使用しない。 電源 / 電源コード 内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または 電源プラグを抜くときは、電源コードを持 たずに、必ず電源プラグを持って引き抜く。 故障の
PA-6 3/3 この機器を移動するときは、必ず接続ケー ブルをすべて外した上で行なう。 ケーブルをいためたり、お客様やほかの方々が転倒 必ず実行 したりするおそれがあります。 この機器を持ち運びする場合は、必ず2人 以上で行なう。 この機器を1人で無理に持ち上げると、腰を痛めた 必ず実行 り、この機器が落下して破損したり、けがをしたり する原因になります。 この機器をEIA標準ラックにマウントする 場合は、7 ページの「ラックマウント時の 注意」をよく読んでから設置する。 必ず実行 放熱が不十分だと機器内部に熱がこもり、火災や故 障、誤動作の原因になることがあります。 接続 • ほかの機器と接続する場合は、すべての 電源を切った上で行なう。 必ず実行 • 電源を入れたり切ったりする前に、必ず 機器の音量(ボリューム)を最小にする。 感電、聴覚障害または機器の損傷になることがあり ます。 注記(ご使用上の注意) 製品の故障、損傷や誤動作、データの損失を防ぐため、 以下の内容をお守りください。 ■ 製品の取り扱い/お手入れに関する注意 • テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話など他の電気製品の
目次 安全上のご注意 ........................................................................................3 注記(ご使用上の注意).............................................................................5 はじめに....................................................................................................7 特長...................................................................................................................7 付属品.............................................................................................
はじめに このたびはヤマハI/OラックRPio622をお買い上げいた だきまして、まことにありがとうございます。RPio622 は、RIVAGE PM10システムに求められるI/Oを目的や システムの規模に応じて柔軟に構成・拡張できるオー ディオインターフェースです。 RPio622の優れた機能を十分に発揮させるとともに、末 永くご愛用いただくために、この取扱説明書をご使用の 前に必ずお読みください。また、お読みいただいたあと も、保証書とともに保管してください。 ラックマウント時の注意 この機器が動作保証する室温は0〜40℃です。この機器 を複数台または他の機器と一緒にEIA標準のラックにマウ ントする場合、各機器からの熱でラック内の温度が上昇 し、十分な性能を発揮できないことがあります。 この機器に熱がこもらないように、必ず以下の条件で ラックにマウントしてください。 • パワーアンプなどの発熱しやすい機器と一緒にマウン トする場合は、他の機器との間を1U以上空けてくだ さい。また、このスペースは通風パネルを取り付けた り、開放したりして、十分な通気を確保してくださ い。 • ラックの背面を開放して、ラ
各部の名称と機能 フロントパネル 12 3 4 8 9 5 6 7 * 各種RYカードを装着した状態のイラストになっています。 1 カラーインジケーター 本体の状態を表示します。 赤(点滅) 致命的なエラーが発生 黄(点灯) 異常があるが継続使用可能 緑 正常 3 [MENU]キー 以下の設定項目を液晶画面に表示します。 Unit ID エラーについての詳細は、メッセージ一覧(17ペー ジ)をご覧ください。 Fan Spd 本体の冷却ファンの速度を設定します。 電源ユニットの冷却ファンの速度は変わりま せん。 Brightns 液晶画面の明るさを設定します。 Contrast 液晶画面のコントラストを設定します。 FaultOut FAULT OUTPUT端子から外部に異常を通 知する条件を設定します。 Red: カラーインジケーターが赤(点滅)する エラーが発生したときに通知 Y&R: カラーインジケーターが黄(点灯)また は赤(点滅)するエラーが発生したときに通知 F/W Ver.
4 [▲]/[▼]キー 9 [I]/[P] (電源スイッチ)/ 電源インジケーター 電源のオン(I)/オフ(P)を切り替えます。電源ユニッ 設定項目やパラメーターを選択します。 5 [ENTER]キー トがオンのとき、インジケーターが点灯します。 設定項目やパラメーターを決定します。 注意 6 [+48V MASTER]スイッチ +48Vファンタムマスター電源をオン/オフします。 [+48V MASTER]スイッチがオフのときは、各 チャンネルのファンタム電源の設定をオンにしても ファンタム電源が供給されません。 [+48V MASTER] スイッチ 各チャンネルの ファンタム電源 オン 各チャンネルの +48V インジケーター 点灯 オン オフ 点滅 • 電源スイッチのオン/オフを連続して素早く切り替えると、 誤動作の原因になることがあります。電源スイッチをオフ にしてから再度オンにする場合は、6秒以上の間隔を空け てください。 • 電源スイッチがオフの状態でも微電流が流れています。長 時間使用しないときは、必ず電源コードをACコンセント から抜いてください。 NOTE 電源の冗長
リアパネル ! @ # ) $ % ^ ) AC IN(電源入力)端子 付属の電源コードを接続します。まずこの機器と電 本体には冷却用ファンが装備されています。ここか 源コードを接続し、次に電源プラグをコンセントに ら排気が行なわれますので、障害物などで排気口を 差し込みます。 ふさぐことのないようにご注意ください。 電源コードを接続するときは、ロックされるまで しっかり奥に差し込んでください。付属の電源コー ドはラッチによるロック機構(Vロック)を備えてお り、電源コードが意図せず外れてしまうのを防ぎま す。 NOTE A/B両方の電源コードを必ず接続してください。片方の電源 ユニットが故障した場合でも、もう一方から電源が供給され 動作します。 注意 電源コードを接続したり、取り外したりする前に必ず電源を オフにしてください。 電源コードを取り外すとき は、電源コードのラッチを 押して取り外してくださ い。 10 ! 排気口 RPio622 取扱説明書
@ FAULT OUTPUT端子 ^ HYカードスロット1/2 本体の異常を外部に通知するためのユーロブロック 別売のHYカードを装着して、入出力ポートを拡張で 端子です。ランプやブザーなどを接続します。本体 きます。 が正常に動作しているときはNC端子とC端子が短絡 HYカードスロット1は256イン/アウトで、 し、異常が発生したときはNO端子とC端子が短絡し TWINLANeネットワークカード専用です。HYカー ます。 ドスロット2は最大128イン/アウトで、汎用I/Oと NOTE して使用できます。本体は下記のHYカードに対応し 意図的に本体の電源スイッチをオフにした場合も、電源のト ラブルが発生したときと同様、NO端子とC端子が短絡しま す。 ています。(2015年8月現在) 例:RPio622の正常/異常をLEDで通知する場合 最新の情報はヤマハプロオーディオウェブサイトを • HY256-TL (HYカードスロット1のみ対応) • HY144-D (HYカードスロット2のみ対応) ご覧ください。 ●正常時 http://www.
ユーロブロックプラグの取り付け方法 3. 端子ネジをしっかりと締め付けます。 FAULT OUTPUT端子には付属のユーロブロックプラグ ケーブルを引っ張って抜けないことを確認してくだ を使って接続します。 さい。 4. 事前準備(ケーブルの処理) 約7mm 付属の結束バンドを使ってケーブルをタブに固定し ます。 約20mm • ユーロブロックプラグに取り付けるケーブルにはよ り線を使用し、図のようにむき出して配線してくだ さい。また、ユーロブロックでの配線は、ケーブル NOTE の重さや振動による金属疲労により、より線が切れ 結束バンドの不要な部分は必要に応じて切除してください。 やすくなる場合があります。ラックマウント時は、 なるべく束線バーなどを使用してケーブルを結束し て固定してください。 • 可搬設備などで頻繁に抜き差しする場合は、絶縁ス リーブ付き棒端子の使用を推奨します。棒端子のコ ンダクター部は、外径1.6mm以下で、長さ約 7mmのもの(Phoenix Contact社製AI0,5-6WH など)をご使用ください。 約7mm 1.6mm以下 1.
オプションカードの取り付け /取り外し 3. スロット内のガイドレールにカードの両端を合わせ、 カードをスロットに挿入します。 このとき、カードの端子部分がスロット内部の端子 に正しく挿さるようカードをいっぱいまで押し込ん でください。 RYカードの取り付け 1. 電源インジケーターが 2 つとも消えていることを確 認します。 注意 電源がオンの状態で作業すると、故障や感電の原因になりま す。 2. スロットの固定ネジを外し、スロットカバーを取り外 します。 取り外したスロットカバーやネジは、安全な場所に 保管してください。 カード 4.
RYカードの取り外し 1. 3. スロット内のガイドレールにカードの両端を合わせ、 カードをスロットに挿入します。 このとき、カードの端子部分がスロット内部の端子 電源インジケーターが 2 つとも消えていることを確 認します。 に正しく挿さるようカードをいっぱいまで押し込ん でください。 注意 電源がオンの状態で作業すると、故障や感電の原因になります。 2. カードを固定しているネジを外します。 3. ネジを持って、カードを手前に引き出します。 4. 保管しておいたスロットカバーを取り付け、ネジで固 定します。 Mini-YGDAIカードの取り付け カードを取り付ける前に、RPio622対応のカードか、他 のヤマハまたはサードパーティー製のカードと組み合わ せて何枚まで挿入可能かを、ヤマハのウェブサイトで必 ずご確認ください。 http://www.yamahaproaudio.com/japan/ 1. 電源インジケーターが 2 つとも消えていることを確 認します。 注意 電源がオンの状態で作業すると、故障や感電の原因になります。 2.
HYカードの取り付け 1. 4. レバーのツメがスロットの下端にしっかりはまって 電源インジケーターが 2 つとも消えていることを確 認します。 いることを確認してください。 注意 NOTE ツメがはまらないときは、ロック直前でカードを少し持ち上 げてください。 電源がオンの状態で作業すると、故障や感電の原因になりま す。 2. カード脱着用レバーを上に持ち上げて、カードをロッ クします。 スロットの固定ネジを外し、スロットカバーを取り外 します。 取り外したスロットカバーやネジは、安全な場所に 保管してください。 5. スロットカバーを止めていたねじでカードを固定し ます。 カードが固定されていないと、故障や誤動作の原因 になります。 スロットカバー 3.
電源の準備 電源コードの接続 1. 本体の電源スイッチ A/B を両方ともオフにします。 2. 付属の電源コードの 1 本を本体リアパネルの AC IN 端子 (A) に、 もう 1 本を本体リアパネルの AC IN 端 子 (B) に接続します。 3. 電源コードのもう一端のプラグを 2 本とも電源コン セントに接続します。 NOTE • 電源コードを外すときは、上記の手順を1→3→2の順で行 なってください。 • 電源コードを取り外すとき は、電源コードのラッチを押 して取り外してください。 困ったときは ヤマハプロオーディオサイトに、FAQ (よくあるご質問 と答え)を掲載しています。 http://www.yamahaproaudio.
メッセージ一覧 フロントパネルの液晶画面とカラーインジケーターに警告/注意のメッセージが表示されます。 警告メッセージ 修理が必要になる場合があります。26ページに記載されているヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。 液晶画面 メッセージ カラーインジ ケーター表示 内容 M1[ERR R0*] H/W ERROR RY SLOT* 赤(点滅) RYカードスロットに挿入されているカードにアクセスできない。 * はエラーが発生したスロット番号を示します。 M1[ERR M0*] H/W ERROR MY SLOT* 赤(点滅) MYカードスロットに挿入されているカードにアクセスできない。 * はエラーが発生したスロット番号を示します。 M1[ERR H0*] H/W ERROR HY SLOT* 赤(点滅) HYカードスロットに挿入されているカードにアクセスできない。 * はエラーが発生したスロット番号を示します。 M1[ERR T11] TWINLANe T V B OP IP 赤(点滅) 光トランシーバーモジュールに異常がある。 T:温度、V:電圧、B:バイアス電流、OP:
仕様 一般仕様 サンプリング周波数 条件 Frequency Range Fs= 44.1 kHz, 48 kHz, 88.2 kHz, 96 kHz 外部クロック *1 内部クロック Jitter of PLL WORD CLOCK IN Fs= 44.1 kHz, 48 kHz, 88.2 kHz, 96 kHz Frequency Word clock : int 44.1 kHz Word clock : int 48 kHz Word clock : int 88.2 kHz Word clock : int 96 kHz Accuracy *2 Jitter *1. *2. Min. Typ Max. 単位 –1000 — +1000 ppm — — 10 ns — 44.1 48 88.2 96 — kHz –50 — +50 ppm — — 4.5 4.1 2.3 2.1 ns Min. Typ Max. 単位 Word clock : int 44.1 kHz, 48 kHz, 88.
外形寸法(WxHxD)・質量 480 mm × 455 mm × 490 mm (ゴム足含む)、29 kg 付属品 取扱説明書(本書)、電源コードx2、ユーロブロック端子(3ピン) 別売オプション RYカード、HYカード、Mini-YGDAIカード EIAラックマウントサイズ 10U NC値 Lowモード:NC=15 / Highモード:NC=25 測定条件:機器正面から100 cm位置で測定。 ピンアサイン表 FAULT OUTPUT 1 2 Pin No.
寸法図 490 13 450 350 65 15 440 455 480 50 350 単位: mm 外装色マンセル近似値: N5 20 RPio622 取扱説明書
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索引 B か Brightns (Brightness) ................................8 カード 取り付け / 取り外し................................13 C 取り付け HY カード..........................................15 Contrast ..........................................................8 MY カード .........................................14 RY カード..........................................13 F 取り外し F/W Ver. (Firmware Version)....................8 HY カード..........................................15 Fan Spd (Fan Speed).................................
アフターサービス お問い合わせ窓口 保証と修理について お問い合わせや修理のご依頼は、お買い上げ店、または次 のお問い合わせ窓口までご連絡ください。 保証と修理についての詳細は下記のとおりです。 ●保証書 ●機能や取り扱いに関するお問い合わせ ヤマハ・プロオーディオ・インフォメーション センター 0570-050-808 ※固定電話は全国市内通話料金でご利用いただけます。 通話料金は音声案内で確認できます。 上記番号でつながらない場合は 03-5652-3618 受付 月曜日〜金曜日11:00〜19:00 (土曜、日曜、祝日およびセンター指定休日を除く) FAX 03-5652-3634 オンラインサポート 本書に保証書が掲載されています。購入を証明する書類(レ シート、売買契約書、納品書など)とあわせて、大切に保管 してください。 ●保証期間 保証書をご覧ください。 ●保証期間中の修理 保証書記載内容に基づいて修理させていただきます。 お客様に製品を持ち込んでいただくか、サービスマンが出 張修理にお伺いするのかは、製品ごとに定められています。 詳しくは保証書をご覧ください。
保証書 出張修理 品 名 オーディオインターフェース 品 番 RPio622 本書は、本書記載内容で無償修理を行う事をお約束するものです。 お買上げの日から左記期間中に故障が発生した場合は、本書をご提示 の上お買上げの販売店に修理をご依頼ください。 ご依頼の際は、購入を証明する書類(レシート、売買契約書、納品書 など)をあわせてご提示ください。 ※シリアル番号 保 証 期 間 本 体 お買上げの日から1ケ年間 ※お買上げ日 年 月 日 (詳細は下項をご覧ください) ※ 販 店 所在地 売 お 客 様 ご住所 お名前 電 話 様 ( 印 名 電 店 話 ( ) ) 株式会社ヤマハミュージックジャパン PA営業部 ご販売店様へ ※印欄は必ずご記入ください。 〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町41番12号 KDX箱崎ビル1F TEL. 03-5652-3850 保証規定 1. 保証期間中、正常な使用状態(取扱説明書、本体貼付ラベルなどの 注意書に従った使用状態)で故障した場合には、無償修理を致しま す。 2.
ヤマハ プロオーディオ ウェブサイト: http://www.yamahaproaudio.com/japan/ ヤマハダウンロード: http://download.yamaha.