CONTROL SURFACE CS-R3 取扱説明書 JA
ATTENTION RISQUE DE CHOC ELECTRIQUE-NE PAS OUVRIR CAUTION: TO REDUCE THE RISK OF ELECTRIC SHOCK, DO NOT REMOVE COVER (OR BACK). NO USER-SERVICEABLE PARTS INSIDE. REFER SERVICING TO QUALIFIED SERVICE PERSONNEL. The above warning is located on the rear of the unit. ATTENTION : POUR RÉDUIRE LES RISQUES D'ÉLECTROCUTION, NE PAS RETIRER LE CAPOT (OU LE DOS). NE CONTIENT PAS DE PIÈCES NÉCESSITANT L'INTERVENTION DE L'UTILISATEUR. POUR TOUTE INTERVENTION, FAIRE APPEL À DES PROFESSIONNELS QUALIFIÉS.
PA-11 1/3 安全上のご注意 警告 ご使用の前に、必ずよくお読みください。 異常に気づいたら 必ずお守りください 本製品は、ホールやイベントで使用するコントロール サーフェスです。用途以外の目的では使用しないでく ださい。 取り扱いに不慣れな方など本書に従って取り扱いでき ない方が使用する場合は、必ず安全面で責任を持てる 方が補助してください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用 いただき、お客様やほかの方々への危害や財産への損 害を未然に防止するためのものです。 お読みになったあとは、本製品を使用される方がいつ でも見られる所に必ず保管してください。 「警告」「注意」 「注記」について 誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容 を、危害や損害の大きさと切迫の程度により区分して 掲載しています。 下記のような異常が発生した場合、すぐに 電源を切り、電源プラグをコンセントから 抜く。 必ず実行 • 製品から異常なにおいや煙が出た場合 • 製品の内部に水や異物が入った場合 • 使用中に音が出なくなった場合 • 製品に亀裂、破損がある場合 そのまま使用を続けると、感電や火
PA-11 2/3 本製品をコンセントの近くに設置する。 聴覚障害 電源を入れたり切ったりする前に、必ず本 製品や接続している機器の音量(ボリューム) を最小にする。 本製品は複数の電源を受給します。電源プラグに容 易に手の届く位置に設置し、異常を感じた場合には 必ず実行 すぐに電源を切り、すべての電源プラグをコンセン トから抜いてください。また、電源を切った状態でも すべての電源プラグをコンセントから抜かないかぎ 必ず実行 があります。 り電源から完全に遮断されません。電源プラグに容 易に手が届き、操作できるように設置してご使用く オーディオシステムの電源を入れるときは、 パワーアンプをいつも最後に入れる。電源 を切るときは、パワーアンプを最初に切る。 ださい。 必ず実行 大きな音量で長時間ヘッドホンを使用しな い。 • 雷が鳴りだしたときは、本製品や電源プ ラグに触らない。 感電や火災、故障の原因になることがあります。 聴覚障害やスピーカーの損傷の原因になることがあ ります。 • 長時間使用しないときは、必ずコンセン トから電源プラグを抜く。 必ず実行 聴覚障害、感電または機
PA-11 3/3 本製品を移動するときは、必ずすべての接 続ケーブルを外した上で行なう。 ケーブルをいためたり、お客様やほかの方々が転倒 必ず実行 したりするおそれがあります。 本製品を持ち運ぶ場合は、必ず2人以上で行 なう。 本製品を 1 人で無理に持ち上げると、腰を痛めたり、 必ず実行 本製品が落下して破損したり、 けがをしたりする原 因になります。 お手入れ 本製品をお手入れをするときは、必ずコン セントから電源プラグを抜く。 感電の原因になることがあります。 必ず実行 製品の取り扱い / お手入れに関する注意 • 本製品をインターネットに接続する場合は、セキュリ ティーを保つため必ずルーターなどを経由し接続する。 経由するルーターなどには適切なパスワードを設定す る。 電気通信事業者(移動通信会社、固定通信会社、イン ターネットプロバイダーなど)の通信回線(公衆回線 LANを含む)には直接接続しない。 • テレビやラジオなど、他の電気製品の近くで使用しな い。 本製品、または他の電気製品に雑音が生じる原因になりま す。 取り扱い 本製品の上にのったり重いものをのせたり しない。 本製品
お知らせ データの著作権に関するお知らせ 廃棄に関するお知らせ • 著作権法などで認められている場合を除いて、市販の 音楽/サウンドデータを権利者に無断で複製または転 用することは禁止されています。 • 本製品は、リサイクル可能な部品を含んでいます。廃 棄される際には、廃棄する地方自治体にお問い合わせ ください。 製品の機能 / データに関するお知らせ データが破損したり失われた場合の補償や、不適切 な使用や改造により故障した場合の補償はいたしか ねますので、ご了承ください。 • 電源スイッチを切った状態(電源ランプが消えている) でも微電流が流れています。この状態での消費電力 は、最小限の値で設計されています。本製品を長時間 使用しないときは、必ず電源プラグをコンセントから 抜いてください。 • XLRタイプコネクターのピン配列は、以下のとおりで す(IEC60268規格に基づいています)。 1: グラウンド(GND)、2: ホット(+)、3: コールド(−) • Supply of this product does not convey a license nor imply any rig
目次 安全上のご注意 ..........................................3 困ったときは ........................................... 29 はじめに......................................................8 仕様 .......................................................... 30 取扱説明書について ......................................... 8 一般仕様 ..........................................................30 ユーティリティーソフトウェアについて ...... 9 音響特性 ..........................................................30 ファームウェアのアップデート...................... 9 入出力仕様 ..........
はじめに このたびはヤマハコントロールサーフェスCS-R3をお買 い上げいただきまして、まことにありがとうございます。 CS-R3は、ヤマハデジタルミキシングシステムRIVAGE 取扱説明書について • CS-R3取扱説明書(本書) CS-R3のパネル上の各部の名称と機能について説明 しています。 • RIVAGE PMシリーズオペレーションマニュアル PMシリーズ用のコントロールサーフェスです。この取扱 RIVAGE PMシリーズについて、すべての画面と機能 説明書では、音響設備施工会社の担当者やミキシングエン や操作方法、システムセットアップ方法を詳細に説明 ジニア向けに基本機能と操作方法を説明しています。 しています。 本製品の優れた機能を十分に発揮させるとともに、末永く • RIVAGE PM Editorインストールガイド ご愛用いただくために、この説明書をご使用の前に必ずお RIVAGE PM Editorのインストール手順について、 読みください。また、お読みいただいたあとも、保証書とと 説明しています。 もに保管してください。 • RIVAGE PM StageM
ユーティリティーソフトウェアについて 表記について RIVAGE PMシリーズには、各種ユーティリティーソフト 本書では、パネル上にあるスイッチ類を「キー」と呼びま ウェアが用意されています。 す。また、パネル上のコントロールノブは、すべて「ノブ」と • RIVAGE PM Editor コントロールサーフェスと同等の操作ができるアプリ ケーションソフトウェアです。コンピューター上で RIVAGE PMシリーズの設定をあらかじめ準備したり (オフラインエディット)、RIVAGE PMシリーズの設 定を監視/操作(オンラインモニタリング/ オペレー ション)できます。 • RIVAGE PM StageMix 呼んでいます。ノブには、最小値から最大値まで回転する ものと、エンドレスで回転するものがあります。 ディスプレイ上に表示される仮想のボタンは「ボタン」、ノ ブ類は「ノブ」と呼んでいます。 パネル上の操作子は、画面内に表示される仮想のボタンや ノブ類と区別するために、名称を[ ]でくくって表記しま す(例:[CUE]キー)。 操作子によっては、[ ]の前にセク ション名などを表記する場合も
各部の名称と機能 トップパネル E A C B VIEW RANGE RATIO THRESHOLD OUTGAIN ATTACK HOLD DECAY ATTACK RELEASE KNEE RECORDING OVERLAY UNDO UPDATE PREVIEW USB POWER ASSIGN SCENE MEMORY TALKBACK SYSTEM GAIN DEC STORE INC RECALL ON USER DEFINED KEYS GAIN BANK 1 MONITOR / C 2 BANK 3 4 1 2 / D 3 A 4 GAIN 5 6 7 8 5 6 7 8 9 10 11 12 9 10 11 12 B ENCODER ASSIGN GAIN HOME 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 D 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 TOUCH AND TURN USER
A Selected Channelセクション 現在選ばれているチャンネルのパラメーターを操作するセクションです。 Selected Channelセクションのノブには、タッチセンス機能が搭載されています。 VIEW RANGE RATIO THRESHOLD OUTGAIN ATTACK HOLD ATTACK RELEASE RECORDING DECAY OVERLAY KNEE UNDO POWER USB ASSIGN UPDATE PREVIEW RANGE TALKBACK SCENE MEMORY SYSTEM GAIN DEC STORE INC RECALL ON USER DEFINED KEYS GAIN BANK RATIO MONITOR /C BANK / OUTGAIN D 1 2 3 4 1 2 3 4 5 6 7 8 5 6 7 8 A GAIN B ENCODER ASSIGN GAIN 9 HOME 1 1 2 3 4 5 6 7 8 9
GAIN、HPF、PAN、Fn 1 [GAIN]ノブ アナログゲインまたはデジタルゲインを操作します。 1 2 HPF [ON]キー HPFのオン/オフを切り替えます。 2 3 [HPF]ノブ HPFのカットオフ周波数を調節します。 4 [PAN]ノブ 3 STEREOバスに送られる信号のパンを調節します。 5 [Fn](ファンクション)ノブ 設定したパラメーターを調節します。 4 5 EQUALIZER 1 EQUALIZER [ON]キー 1 EQUALIZERのオン/オフを切り替えます。 2 EQUALIZER [Q]ノブ GAIN 2 Qを調節します。 3 3 EQUALIZER [GAIN]ノブ ゲインを調節します。 GAIN 4 4 EQUALIZER [FREQUENCY]ノブ 周波数を調節します。 GAIN GAIN 12 CS-R3 取扱説明書
B UTILITYセクション 大切なデータが入っている場合は、ライトプロテク トで書き込みができないようにしてください。 VIEW 逆にセーブする場合などは、お使いの前にUSBメモ RANGE RATIO THRESHOLD OUTGAIN ATTACK HOLD ATTACK RELEASE RECORDING DECAY OVERLAY KNEE UNDO POWER USB ASSIGN UPDATE PREVIEW TALKBACK SCENE MEMORY SYSTEM GAIN DEC STORE INC RECALL ON USER DEFINED KEYS GAIN BANK MONITOR /C BANK / D 1 2 3 4 1 2 3 4 5 6 7 8 5 6 7 8 確認ください。 B GAIN 9 HOME 1 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 11 12 9
C SCENE MEMORYセクション 1 [OVERLAY]キー OVERLAY SETTING画面を表示します。 VIEW RANGE RATIO THRESHOLD OUTGAIN ATTACK HOLD ATTACK RELEASE RECORDING DECAY OVERLAY KNEE UNDO POWER USB ASSIGN UPDATE [SHIFT]キー (→ 17ページ 4)と[OVERLAY]キー PREVIEW TALKBACK SCENE MEMORY SYSTEM GAIN DEC STORE INC RECALL ON USER DEFINED KEYS GAIN BANK 1 MONITOR /C 2 BANK 3 4 1 2 / D 3 を同時に押すと、オーバーレイのオン/オフが切り替 A 4 GAIN 5 6 7 8 5 6 7 8 9 10 11 12 9 10 11 12 B ENCODER ASSIGN GAIN HOME 1 1 2 3
D USER DEFINED KEYSセクション VIEW RANGE RATIO THRESHOLD OUTGAIN ATTACK HOLD ATTACK RELEASE RECORDING DECAY OVERLAY KNEE UNDO POWER USB ASSIGN UPDATE PREVIEW TALKBACK SCENE MEMORY SYSTEM GAIN DEC STORE INC RECALL ON USER DEFINED KEYS GAIN BANK 1 MONITOR /C 2 BANK 3 2 / D 4 1 5 6 7 8 5 6 7 8 9 10 11 12 9 10 11 3 12 A 4 GAIN B ENCODER ASSIGN GAIN HOME 1 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 TOUCH AND TURN USER DEFINED
E タッチスクリーンセクション(Bay C) Bay C Bay タッチスクリーンセクションとチャンネル VIEW RANGE RATIO THRESHOLD OUTGAIN ATTACK HOLD ATTACK RELEASE RECORDING DECAY OVERLAY KNEE UNDO POWER USB ASSIGN UPDATE ストリップセクションを合わせた PREVIEW TALKBACK SCENE MEMORY SYSTEM GAIN DEC STORE INC RECALL ON USER DEFINED KEYS GAIN BANK 1 MONITOR /C 2 BANK 3 4 1 2 / D 3 12フェーダー単位を1つの"Bay"と呼び A 4 GAIN 5 6 7 8 5 6 7 8 9 10 11 12 9 10 11 12 B ENCODER ASSIGN GAIN HOME 1 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
F チャンネルストリップセクション(Bay L、Bay C、Bay R) 1 [ENCODER ASSIGN]キー Bay Cについてスクリーンエンコーダー機能とチャ VIEW RANGE RATIO THRESHOLD OUTGAIN ATTACK HOLD ATTACK RELEASE RECORDING DECAY OVERLAY KNEE UNDO POWER USB ASSIGN UPDATE ンネルエンコーダー機能を切り替えるための画面を PREVIEW TALKBACK SCENE MEMORY SYSTEM GAIN DEC STORE INC RECALL ON USER DEFINED KEYS GAIN BANK 1 / 2 MONITOR BANK C 3 4 1 2 / D 3 表示します。Bay L、Bay Rと、チャンネルスト A 4 GAIN 5 6 7 8 5 6 7 8 9 10 11 12 9 10 11 12 B ENCODER ASSIGN GAIN
6 ストリップエンコーダー 1 A B Bay Cのチャンネルストリップ1〜12では、スク リーンエンコーダー機能とチャンネルエンコーダー 6 機能の2つの機能が使用できます。切り替えは、 [ENCODER ASSIGN]キー (→ 17ページ 1)を使 います。Bay L、Bay Rのチャンネルストリップ1 7 〜12と、チャンネルストリップA/Bは、チャンネル エンコーダー機能のみ使用できます。 8 • スクリーンエンコーダー機能: 画面内の操作子の選択によって、最大12のパラ メーターが割り当てられます。 9 • チャンネルエンコーダー機能: チャンネルストリップに並んだ12チャンネルの パラメーターがアサインされます。パラメーター ) は、[ENCODER ASSIGN]キー (→ 17ページ 1)を使って切り替えます。 7 [SEL]キー ! チャンネルストリップセクションやディスプレイで @ 操作するチャンネルを選択するキーです。選択中は LEDが点灯します。 8 [CUE]キー キューするチャンネルを選択します。 9 メーター LED チャンネルのレベルを
$ INPUT [1]/[2]キー $ インプットのレイヤーを選択します。INPUT [1] % [2]キーを押すと、INPUT73〜144のレイヤーを選 キーを押すとINPUT1〜72のレイヤー、INPUT 択できます。 ^ & NOTE INPUT [1]キーとINPUT [2]キーを同時に押すと、 INPUT145〜288のレイヤーを選択できます。もう一度同 時に押すと、INPUT1〜144のレイヤーに戻ります。 INPUT145〜288を選択しているときは、INPUT1〜144 を選択しているときとは異なる色で点灯します。 % [MIX]/[MATRIX]キー アウトプットチャンネルのレイヤーを選択します。 * ( ^ [DCA]キー DCAのバンクを選択します。 & [CUSTOM]キー カスタムモードのオン/オフを切り替えます。 INPUT [1]/[2]キー、[MIX]/[MATRIX]キー、 [DCA]キーを使ってCUSTOMバンクを選択します。 キー近くに表示されている1〜5がバンク番号です。 * レイヤーディスプレイ レイヤーセレクトキー (→ 19ページ ()
フロントパネル 1 2 1 PHONES [LEVEL]ノブ PHONES出力端子から出力される信号のレベルを 調節します。 2 PHONES 出力端子 MONITOR信号またはCUE信号をモニターするヘッ ドホン端子です。 20 CS-R3 取扱説明書
リアパネル 1 1 8 6 7 2 3 4 5 9 * ) ^ & $ @ ! # 1 LAMP端子 % 6 OMNI IN端子 別売のヤマハLA1L (グースネック式のランプ)に電 ラインレベル機器やマイクのアナログオーディオ信 源を供給する、4ピンメスのXLR出力端子です。 号を入力するバランスXLR-3-31メスタイプの入力 2 MIDI OUT/IN端子 外部MIDI機器との間でMIDIメッセージを送受信する 端子です。 オスXLRプラグ 1 (グラウンド) 3 (コールド) 端子です。 3 GPI端子 2 (ホット) GPIに対応した外部機器との間で信号の送受信(8イ ン/8アウト)を行なうためのD-sub 25ピンメス端子 です。 4 [FAN]スイッチ 機器内部の冷却ファンの回転速度をHIGH(高)と LOW(低)の2段階で切り替えるスイッチです。 7 OMNI OUT端子 アナログオーディオ信号を出力するバランスXLR-332オスタイプの出力端子です。 メスXLRプラグ 2 (ホット) 3 (コールド) NOTE 工場出荷時はLOWに設
) CONSOLE NETWORK OUT/IN端子 イーサネットケーブル(CAT5e以上を推奨)を使用し て、Console Network(*)にリング接続するための RJ-45端子です。 * Console Network DSPエンジンには、コントロールサーフェス専用の接続端子 があり、コントロールサーフェスを接続できます。このコン トロールサーフェスとDSPエンジン間のネットワークを Console Networkと呼びます。 NOTE • 電磁干渉防止のためには、STP (Shielded Twisted Pair) ケーブル(シールド付きツイストペアケーブル)をお使いく ださい。STPケーブルは、コネクターの金属部分とケーブ ルのシールド部分を導電テープなどで確実に接触させてく ださい。 • Neutrik社製etherCON CAT5と互換性のあるRJ-45プラ グのケーブルをおすすめします。通常のRJ-45プラグも使 用できます。 • ケーブル長は機器間で最長約100mです。ケーブルによっ て、使用できる長さは異なります。 ! ERRインジケーター エラー発生時に赤色に点灯/点滅します。
電源の準備/ シャットダウン SHUTDOWN (電源のオフ手順) コントロールサーフェスの電源をオフする前に、現在の状 態をシーンメモリーにストアしておくことをおすすめし ます。 現在のコンポーネントの接続状態と、再び電源をオンした 電源の接続 1. 2. 3. ときのコンポーネントの接続状態が異なる場合、パッチな どの設定が変更されることがあります。シーンをストアす 本体の電源スイッチ A/B を両方ともオフにします。 る手順は、RIVAGE PMシリーズオペレーションマニュア 付属の電源コードの 1 本を本体リアパネルの AC IN 端子 (A) に、 もう 1 本を本体リアパネルの AC IN 端 子 (B) に接続します。 ルをご参照ください。 電源コードのもう一端のプラグを 2 本とも電源コン セントに接続します。 注記 シャットダウンを行なわずにコントロールサーフェスの電源を切る と、内蔵ストレージのデータなどが破損するおそれがあります。コ ントロールサーフェスの電源を切るときは、必ずこのシャットダウ ン操作を実行してください。 1.
オプションカードの 取り付け/取り外し 3. スロット内のガイドレールにカードの両端を合わせ、 カードをスロットに挿入します。 このとき、カードの端子部分がスロット内部の端子 に正しく挿さるようカードをいっぱいまで押し込ん でください。 Mini-YGDAIカードの取り付け カードを取り付ける前に、CS-R3対応のカードか、 他のヤ マハまたはサードパーティー製のカードと組み合わせて 何枚まで挿入可能かを、ヤマハプロオーディオウェブサイ トで必ずご確認ください。 http://www.yamahaproaudio.com/ 1. 電源がオフになっていることを確認します。 注意 電源がオンの状態で作業すると、故障や感電の原因になりま す。 2. スロットの固定ネジをゆるめ、スロットカバーを取り 外します。 取り外したスロットカバーやネジは、安全な場所に 保管してください。 カード 4. カードに取り付けられているネジでカードを固定し ます。 カードが固定されていないと、故障や誤動作の原因 になります。 Mini-YGDAIカードの取り外し 1.
タッチスクリーン リスト画面 USER DEFINEDキーなど、リストの中から項目を選ぶ場 合は、次のような画面が表示されます。 タッチスクリーンの基本操作 ここでは、本体のタッチスクリーン上の基本操作について 説明します。 タッチスクリーンを押す 主に表示する画面/ページの切り替え、操作するパラメー ターの選択、ボタンのオン/オフ切り替えなどに使用しま す。なお、ボタンの種類によっては、押す位置に応じて値が 変更できるものもあります。 リスト内部では、常に反転表示された中央の項目が操作対 画面内のユーザーインターフェース ここでは、タッチスクリーン上のユーザーインターフェー スの種類と操作方法を説明します。 タブ 複数のページを切り替えるときに使用します。タブには ページ名が表示されます。 象として選択されます。リストの下にあるスクリーンエン コーダーで、リストを上下にスクロールさせます。 キーボード画面 シーンやライブラリーに名前やコメント、またチャンネル ネームを付けるときには、次のキーボード画面が表示され ます。画面内の文字を押して文字を入力します。 ボタン 特定の機能を実行したり、パ
ポップアップ画面 タッチスクリーンの見方 画面内で特定のパラメーターに対応するボタンやフィー ルドを押すことで、そのパラメーターの詳細や一覧を表示 する画面が表示されます。この画面を ポップアップ画面 と呼びます。 タッチスクリーンに表示される代表的な画面は、次の2種 類があります。 ■ OVERVIEW画面 レイヤー選択された12チャンネル分の主要パラメーター を同時に表示する画面です。 用途に応じてタブで切り替えができたり、上部にツールボ タンがいくつか表示されたりするポップアップ画面があ ります。ツールボタンを使って、ライブラリーの呼び出し や、コピー/ペーストなどができます。 ポップアップ画面を閉じて直前の画面に戻るには、右上の ×マークを押します。 ■ SELECTED CHANNEL VIEW画面 ダイアログ 現在選ばれているチャンネルのミックスパラメーターを 直前の操作に対して、何か確認が必要なときは、次のよう 一括表示する画面です。 なダイアログが表示されます。 OKボタンを押すと操作が実行されます。 またCANCELボ タンを押すと操作が無効になります。 26 C
m その他の操作 本体を工場出荷時の状態に初期化する フェーダーを調整する (キャリブレーション機能) 使用環境によっては、モーターフェーダーの挙動にずれが 生じる場合があります。この挙動のずれは、キャリブレー 本体の内蔵メモリーにエラーが起きたとき、またはパス ション機能を使って調整できます。CS-R3には、 2種類の ワードを忘れてしまったために操作できなくなったとき フェーダーキャリブレーション機能が用意されています。 は、次の操作で内蔵メモリーを初期化できます。 注記 内蔵メモリーを初期化すると、それまでメモリー内に保存されてい た内容が失われます。 MOTOR DRIVE キャリブレーション 自動的にフェーダーのモーターの 動きを最適化する POSITIONING キャリブレーション フェーダーのノブ位置とミキサー 内部の設定値(パラメーター )を一 致させるように補正する 以下の操作は慎重に行なってください。 1.
MOTOR DRIVEタブを選択した場合 POSITIONINGタブを選択した場合 指定したチャンネルストリップセクション、マスターセク 指定したチャンネルストリップセクション、マスターセク ションのフェーダーに対して、自動的にフェーダーのモー ションのフェーダー位置の補正を行ないます。 ターの動きを最適化します。 5. 5. [SEL] キーを押してキャリブレーションするフェー ダーを指定します。 起動時のチェックでフェーダー設定値に問題が検出 起動時のチェックでフェーダー設定値に問題が検出 されたフェーダーは、あらかじめ選択されています。 6. START ボタンを押します。 モーターの動きの最適化を開始します。キャリブ されたフェーダーは、あらかじめ選択されています。 6. 7. レーション中は[SEL]キーが点滅します。 ② −20dB 消灯します。 内部メモリーにキャリブレーション設定値が保存さ ③ 0dB ④ +10dB (上突き当て) 8. れます。[SEL]キーが点灯し、チャンネルカラーイ 9.
困ったときは ヤマハプロオーディオウェブサイトに、FAQ (よくあるご 質問と答え)を掲載しています。 http://www.yamahaproaudio.
仕様 一般仕様 288 Inputs、72 MIX + 36 MATRIX + 2 STEREO (DSP-RX-EX) ミキシングキャパシティ 内部クロック サンプリング 周波数 Frequency 44.1 kHz、48 kHz、88.2 kHz、96 kHz Accuracy ±50 ppm Jitter*1 1.0 ns @Fs=88.2 kHz/96 kHz、2.0 ns @Fs=44.
ダイナミックレンジ 入力 出力 OMNI IN 1–8 — RL 条件 Min. Typ. Max. 単位 OMNI OUT 1–8 600Ω AD + DA, GAIN: –6 dB 115 dB OMNI OUT 1–8 600Ω DA Converter 120 dB * ダイナミックレンジの測定にはIHF-Aフィルターを用いています。 クロストーク(@1kHz) from/to to/from 条件 Min. Typ. Max. 単位 OMNI IN n OMNI IN (n-1) or (n+1) OMNI IN 1–8, adjacent inputs, GAIN: –6 dB –100 dB OMNI OUT n OMNI OUT (n-1) or (n+1) OMNI OUT 1–8, input to output –100 dB * クロストークの測定には、22 kHz、30 dB/octのフィルターを用いています。 入出力仕様 アナログ入力規格*3*4 入力レベル 入力端子 OMNI IN 1–8 *1.
コントロール入出力規格 端子 フォーマット レベル MIDI – DIN 5pin DIN 5pin MIDI IN コネクター MIDI OUT MIDI – USB 1–4 USB 2.0 Host USB USB A (Female) RECORDING*1 USB 2.0 Host USB USB A (Female) NETWORK [PC] IEEE802.3 10BASE-T/100BASE-TX etherCON CAT5*2 *4 CONSOLE NETWORK IN/OUT – 1000BASE-T etherCON CAT5e*3 *4 GPI*5 – – D-sub 25 pin (Female) LAMP 1–2 – 0–12 V *1. *2. *3. *4. *5. *6.
寸法図 650 385 1145 単位: mm 外装色マンセル近似値: N5 本書は、発行時点での最新仕様で説明しています。最新版は、ヤマハウェブサイトからダウンロードできます。 CS-R3 取扱説明書 33
索引 A お ASSIGN .................................................................... 16 オプションカード Mini-YGDAI カード ........................................... 24 C CUE............................................................................ 18 き キャリブレーション.................................................. 27 CUSTOM .................................................................. 19 し D 初期化......................................................................... 27 DCA ...............................
ア フ タ ー サ ー アフターサービス ビ ス お問い合わせ窓口 保証と修理について お問い合わせや修理のご依頼は、お買い上げ店、または 保証と修理についての詳細は下記のとおりです。 次のお問い合わせ窓口までご連絡ください。 ●保証書 ●機能や取り扱いに関するお問い合わせ ヤマハ・プロオーディオ・インフォメーションセンター 0570-050-808 ※ 固定電話は全国市内通話料金でご利用いただけます。 通話料金は音声案内で確認できます。 上記番号でつながらない場合は 03-5488-5447 本書に保証書が掲載されています。購入を証明する書類 ( レシート、売買契約書、納品書など ) とあわせて、大切に 保管してください。 ●保証期間と期間中の修理 保証書をご覧ください。保証書記載内容に基づいて修理させ ていただきます。お客様に製品を持ち込んでいただくか、 サービスマンが出張修理にお伺いするのかは、製品ごとに 定められています。 受付時間 月曜日〜金曜日 11:00 〜 17:00 ( 土曜、日曜、祝日およびセンター指定休日を除く ) ●保証期間経過後の修理 オンラインサ
保 出張修理 品 名 コントロールサーフェス 品 番 CS-R3 証 本書は、本書記載内容で無償修理を行う事をお約束するものです。 お買上げの日から左記期間中に故障が発生した場合は、本書をご提示 の上お買上げの販売店に修理をご依頼ください。 ご依頼の際は、購入を証明する書類(レシート、売買契約書、納品書 など)をあわせてご提示ください。 ※シリアル番号 保 証 期 間 本 体 お買上げの日から1ケ年間 ※お買上げ日 年 書 月 日 (詳細は下項をご覧ください) ※ 販 店 所在地 売 お 客 様 ご住所 お名前 電 話 様 ( 印 名 電 店 話 ( ) ) 株式会社ヤマハミュージックジャパン PA営業部 ご販売店様へ ※印欄は必ずご記入ください。 〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町41番12号 KDX箱崎ビル TEL. 03-5652-3850 保証規定 1. 2. 3. 4.