User manual
■洗剤の使用量
使用する洗剤の種類や量は繊維の種類や重さ、大きさ、洗濯物の汚れ具合、水の硬度に
よって違います。
水の硬さ(水に含まれるミネラル分の割合)は硬度と呼ばれています。水の硬度について
の詳しい情報は、お近くの水道局にお尋ねください。
洗剤メーカーの使用量の指示に従ってください。
以下のような場合は洗剤量を減らしてください。
•
軽い(負荷の少ない)洗濯物
•
汚れの少ない洗濯物
•
洗濯中に泡がたちすぎる
注意
洗剤や柔軟剤は入れ過ぎない
入れすぎると洗濯物の汚れ落ちを悪くするとともに、ドラム内部へのカビの発生を助長してしまいます。
また、洗剤成分がドラム内部およびその周辺部品に付着する事になり、誤動作や故障を起こす恐れがあります。
※せっけん洗剤について
せっけん洗剤を使用される場合は、粉末/液体の何れかでも、必ずお湯に溶かしてからドラムに直接投入
してください。また、この場合は洗剤ケースから投入しないでください。
使用後は「お手入れとクリーニング」の項の「ドラムの洗浄」を行ってください。
■ 洗濯物の量について
本機で、一度に洗濯または乾燥できる洗濯物の量の目安は、次のようになります。
*適正な洗濯物の重さについては、「洗濯プログラム」の項をご覧ください。
•
木綿・麻:ドラム内いっぱい。ただし、詰め込みすぎないでください。
•
合成繊維:ドラムの半分。
•
デリケートな繊維またはウール:
ドラムの
1/3
以下。
*汚れのひどい洗濯物は、量を減らして洗濯してください。
■ 洗濯物の重さの目安
洗濯物の重さの目安は次のようになります。
*水の使用量と電力の消費量は、洗濯物の重さに最も大きく影響されます。
女性用パジャマ
200g
食事用ナプキン
100g
女性用ショーツ
100g
キルトのカバー
700g
男性用作業着
600g
シーツ
500g
男性用シャツ
200g
枕カバー
200g
男性用パジャマ
500g
テーブルクロス
250g
ブラウス
100g
タオル
200g
男性用パンツ
100g
ランチョンマット
100g
■ しみ抜き
がんこな染みは、水と洗剤だけでは落ちないことがあるため、本機での洗濯前に下記のそ
れぞれの染み抜きを行うことをお勧めします。
•
血液:付いたばかりの染みは冷水で洗ってください。乾いた染みは、専用洗剤に一晩つ
けておいてから、石鹸と水でもみ洗いしてください。
•
油性塗料:ベンジンや染み抜き剤で染みの部分を湿らせ、染みの付いた衣類をやわらか
い布の上に置いて、上から軽くたたきます。これを何回か繰り返してください。
•
乾いた油の汚れ:テレビン油で染みの部分を湿らせ、染みの付いた衣類をやわらかい表
面に乗せ、指先と綿の布で上から軽くたたきます。
•
錆:熱湯にシュウ酸を溶かしたもの、あるいは冷水で錆除去剤を使って洗います。古い
錆の染みは、繊維が既に傷んでいる場合があり、繊維に穴が開くことがありますので、
ご注意ください。
•
カビの染み:漂白剤を使って洗い、よくすすぎます(白物と変色しない物のみ)。
•
草:軽く石けんで洗い、漂白します(白物と変色しない物のみ)。
•
ボールペンやのり:アセトン
※
で湿らせ、染みの付いた衣類をやわらかい布の上に置い
て、上から軽くたたきます。
•
口紅:アセトン
※
で湿らせ、変性アルコールで落とします。それでも取れない染みは
•
赤ワイン:洗剤を溶かした水に浸け、すすいだ後、酢酸またはクエン酸で落とし、すす
ぎます。それでも取れない染みは漂白します。
•
インク:インクの種類により、まずアセトン
※
で湿らせてから酢酸で落とし、それでも
取れない染みは、白い繊維の場合は漂白し、その後、よくすすいでください。
•
タール(たばこのヤニ):まず、染み抜きまたは変性アルコール、ベンジンで落とし、
ペースト状の洗剤を使ってもみ洗いします。
※レーヨンにはアセトンを使用しないでください。
漂白します。
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